真皮は、わずか0.2mmしかない表皮を支え、肌の弾力やハリを保つ働きがあります。また真皮には刺激に対するセンサーがあり、体温を調節し、真皮に走る血管は表皮に酸素や栄養の補給も行うなど、肌にとって見た目にも機能面でも重要な役割を持っています。
真皮が受ける加齢の影響
真皮の中を構成するコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸は、紫外線の影響、加齢、などで減少し始めます。どれか一つでも減り始めると真皮の中に隙間ができ始め、やがてスカスカになりシワやたるみにつながります。肌のダメージが真皮にまで及ぶと回復するのはかなり難しくなります。
肌のハリのなさやたるみを改善しようとするならば真皮への対策が必要なのです。しかし、真皮をケアするのは難しいことです。なぜなら表皮の角層にはバリア機能が備わっており、外からの異物の侵入を防いでいます。そのため化粧水や美容液を塗っても、その成分が届くのは表皮までになります。
真皮層を若くいるために
紫外線に気をつける
肌を老化させる一番の原因は紫外線です。日傘や帽子などで直射日光を避け、日焼け止めクリームを塗って、日焼けをしないように気をつけましょう。
肌の保湿を十分に行う
肌が乾燥すると新陳代謝が悪くなり、水分をたっぷり蓄えた細胞がつくられなくなります。潤いを失った状態で肌が動くと小さなシワができ、これが繰返されるとシワが固定していきます。潤いのあるしっとりとした肌にするには肌の保湿を十分に行い、乾燥させないようにすることが大事です。
ビタミンCをこまめにとる
ビタミンCはシミの元になるメラニンの生成を抑制して、シミやそばかすを予防してくれます。コラーゲンを作る働きもあります。ただし、ビタミンCは水に溶けやすく体の中に残りにくいので、一度に大量にとるのでなく、こまめにとるようにしましょう。
喫煙をやめ、睡眠、栄養を十分取り、ストレスのない生活をする
喫煙やストレス、睡眠不足は活性酸素を発生させ、肌を老化させます。無理なダイエットも肌によくありません。喫煙をやめ、睡眠、ストレスのない生活をするよう心がけましょう。
表面のお手入れは、エステティシャンにお任せください!
日常生活とダブルでケアをすることで、お肌はどんどん変わります!
一緒に頑張りましょう!