また消化には時間がかかりますので、よく噛むことも大事です。しかしどんなに噛んでも口の中に皮が残ってしまうことも。この皮は消化されることなく便として排出されますが、そのときに胃腸の粘膜を傷つけるケースもあるそうです。胃腸の弱い方、病気を患っている方は注意したほうがいいでしょう。
玄米の炊き方
炊飯器で炊く場合
玄米を内なべに入れ、玄米用の目盛りを目安に水を入れます。
炊飯器の「玄米」メニューを押して、セットします。「玄米」メニューには吸水の工程が含まれているため、吸水させずにすぐにスイッチを入れて炊くことができます。ただ、「玄米」メニューで炊いてみて硬いと感じた場合は、事前に2時間ほど吸水させてみても良いでしょう。
・炊飯器で玄米と白米をいっしょに炊きたい場合
玄米と白米では硬さや水加減、炊く時間などが異なるため、そのままではいっしょに炊けません。先に玄米だけを1?2時間つけおきして吸水させておく必要があります。これで通常の炊飯器の「白米」メニューで炊いても玄米だけが硬くなってしまうことがありません。(※ただし、玄米のほうが多い場合は、「玄米」メニューで炊いてください。)
炊くときの水加減は、「白米」メニューの水の量より多めにしましょう。玄米の比率を高めた場合は、水の量を増やすことで、どのような割合でも同じように炊くことができます。
・土鍋で炊く場合
まず中火にして沸騰するまで待ちます。沸騰したら弱火にします。鍋の穴から出ていた蒸気が次第に弱くなってきたら、一度蓋を開けて水分が残っているかどうかを見ます。なくなっていたらOK。しばらく強火にして水分を飛ばしてから蓋をして蒸らします。
・圧力鍋で炊く場合
しっかりと蓋をして、圧力を調整できる鍋では高圧に設定し、まず強火で炊きます。十分に圧力がかかったら弱火にします。このときに蒸気がたくさん出るようなら火が強すぎるので、調整してください。最後に強火にして炊き上げ、水分を飛ばしてから火を止めて蒸らし、圧力が抜けるのを待ちます。
美容やダイエットに玄米を食べられる方も多いと思います!しっかり噛んで、食べて、綺麗になりましょう!