目の下のたるみについて
目のたるみとは、加齢で眼球の下にある涙袋(眼窩脂肪)が前に出てきてしまうことで、目の下がたるんで見える状態です。涙袋が大きい方ほど、目の下がたるみやすい傾向にあるようです。年齢を重ねることでどんどんたるみが目立つようになり、疲れて見えたり、老け顔になってしまったりします。目のたるみにはさまざまなタイプがあります。大きく分けて、目の下がふっくらと垂れ下がっているタイプ、ふくらみの内側が八の字型に食い込んでいるタイプ、ふくらみの下がへこんでいる3つのタイプです。目の下のたるみの原因を探り、自分はどのタイプなのかを知ることも大切です。
目の下のたるみの原因
①加齢による眼輪筋の衰え
目の周りには、眼輪筋という筋肉があります。眼球の下にあり、眼窩脂肪を支える筋肉です。目の下のたるみには、この眼輪筋が大きく関わっています。加齢により筋力が低下することで眼輪筋が衰えて、眼窩脂肪を支えられなくなり、たるみが出てしまいます。
②睡眠不足によるクマ
睡眠不足によるクマも目の下のたるみの原因です。ストレスを感じていたり、寝ながらスマホを見て目を酷使したりすると新陳代謝が悪くなり、色素沈着を引き起こします。目もとに老廃物がたまりたるんでくるので、睡眠を十分にとって血行をよくすることが大切です。クマには4種類あります。目の下の眼輪筋が透けて赤く見える赤クマ、シミ・くすみ・色素沈着によってできる茶クマ、小じわなどでできた影が作る黒クマ、血行不良や寝不足で薄い皮膚から透けて見えてしまう青クマです。どのクマも目の下がふくらみ、たるんで見える原因になります。
③皮膚のハリがなくなりたるみに
年齢を重ねることでコラーゲンが減少して、肌のハリが失われていきます。また、紫外線やエアコンなどで、肌が乾燥してダメージをうけることでも、ハリは失われます。ハリがなくなると皮膚が緩んでシワができ、脂肪が前に出てきてふくらんで見えます。
④目もとをこすりすぎている
普段意識はしていないけどけっこうしていのが目をこする動作です。目がかゆかったりアイメイクを落としたりと意外に目もとをこすっていることがあります。目の周り、特に上まぶたや下まぶたは、他の部位の皮膚に比べて薄くデリケートです。こすることで色素沈着が進み、皮膚が伸びてたるみの原因になります。
改善方法
眼輪筋トレーニング
- 目をギュッと強く閉じて、そのまま5秒間キープ
- 次に目を大きく見開いて、そのまま5秒間キープ
- この動作を5回ほど繰り返す
たったこれだけだが、眼輪筋全体を鍛えることができるトレーニングなので挑戦してみてほしい。おでこを動かさず、目の周りの筋肉だけを意識して動かすとより眼輪筋に効果的だ。
目元を温めるのも◎
目元を温めて血行を促進し、凝り固まった筋肉をほぐすことも目の下のたるみの軽減につながる。蒸しタオルや市販の温感マスクでじっくり目を休める習慣をつけよう。ただし、温度が熱すぎると目の周りが乾燥するので注意!
今はマスク生活ですが、目元はマスクをしていても見えますよね!
目元ケアは、しっかりしていきましょう!
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