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2021/06/23
美容・健康

食品添加物について


食品添加物について

 

 

「体に悪いもの」の代表とされている食品添加物ですが、すべてが体に悪いというわけではありません。

私たちの生活は、確かに食品添加物の恩恵を受けている面があります。

 

しかし、やはり毒性が強いものは避けたいところ。

「食の安全」を考えるなら、この記事で紹介する10種類は覚えておくべきです。




亜硝酸ナトリウムは、発色剤として、ハムやソーセージ、いくらなどに使われます。

これを使うことで、お肉の色が黒ずむことなく、反対に鮮やかな明るい色を出し、見た目を良くします。

このもの自体の毒性も報告されていますが、注意すべきは、2級アミンと反応することで、非常に強い発ガン物質を生んでしまうことです。

2級アミンは、肉や魚にもともと含まれている成分ですので、ハムやソーセージに使うことで、発ガン物質ニトロソアミンは簡単に発生してしまうと考えられます。



アスパルテームは、世界で最も使用されている人口甘味料です。

1983年に発売されてから、世界で1万品目以上の食品、また飲料に使われています。

砂糖の200倍の甘さがあり、「ノンカロリー」や「ノンシュガー」などの謳い文句で販売されている、いわゆるダイエット商品によく使用されています。

日本の厚生労働省は1日の許容摂取量を設置しており(約2g)、それ以上摂らなければ健康への悪影響はないとしていますが、これまでの研究で、発ガン性、認知症、アレルギー、うつ、不眠症など、様々な影響を及ぼす可能性が指摘されています。

 

その安全性に関しては、今も世界中で論争が続いています。


アスパルテームよりも安価であることから、多くの食品・飲料メーカーが採用しています。

砂糖の200倍の甘さを持ち、以前は他の人工甘味料の補助的な位置づけでしたが、現在は単独でも使用されています。

アスパルテームと違うのは、完全に合成された甘味料で、摂取しても分解できず、吸収されることなく排出されることです。

また、アセスルファムKに含まれる塩化メチレンが、ガンや、肝臓病、腎臓病など様々な症状を引き起こす危険性が報告されています。




合成着色料はもともと染料として使われていたのですが、現在では化粧品、食品にも使われるようになりました。

以前はコールタールを原料としていたことから、「タール系色素」とも呼ばれます。

コールタールに強い発がん性が分かってからは、現在は石油から作られるものが主流になっています。

 

種類も様々あり、赤色2号、3号、102号、106号、黄色4号、青色1号など、その数字から分かるように、これまでに沢山の着色料が開発されてきましたが、危険性が分かったものは廃止されています。

また、日本の伝統的な食品でもあるたくわんに使われることが多い黄色4号など、アレルギーや精神不安定の原因となるとして、欧米では禁止されているものも、日本では使用され続けています。



安息香酸ナトリウムは、食品の腐敗を防ぐための保存料です。

栄養ドリンクをはじめ、食品にも多く使われています。

そのもの自体の危険性が高く、さらに、ビタミンCと一緒に摂取すると、発ガン性のベンゼンが生成されることがあるといわれています。

実際に、イギリスではベンゼンの濃度が10ppbを超える製品を自主回収するように、政府が企業に要請をした過去があります。



食品の腐敗防止、カビの発生・増殖を抑えるために使われる保存料です。

かまぼこ、ちくわなどの練り製品に多く使われ、食品だけでなく、歯磨き粉やシャンプー、化粧品にも防腐剤として使用されています。

ソルビン酸カリウムは、単体でも危険性があるといわれていますが、ハムやソーセージなどに含まれることがある亜硝酸と反応することで、強い発ガン物質に変わります。



主に柑橘類の表皮に散布され、カビの発生・増殖を防ぐために用いられています。

OPP(オルトフェニルフェノール)もTBZ(チアベンダゾール)も、現在、日本で認可されている防カビ剤は、もともと農薬として使用されていたものです。

1970年代にOPPを使用した柑橘類の輸入を巡り、アメリカの強い要求に日本の厚生労働省が応じて、食品添加物に認可されたという経緯があります。




臭素酸カリウムは、発ガン性が分かり、EU諸国はじめ、いくつかの国で使用が禁止されています。

臭素酸カリウムを使用すると、パンの美味しさを左右するグルテンの構造が良くなり、柔らかくてしっとりとした食感のパンが出来上がります。

1953年に食品添加物として認可され、パン業者のほとんどが使用していましたが、1970年代に発ガン性を疑われて、あまり使われなくなりました。

1982年、厚生労働省が「使用した場合には最終製品に残存してはならない」というルールを設け、多くの業者が使用を再開しています。

その後、1992年にFAO/WHO合同食品添加物専門家会議で「小麦粉処理剤としての使用は適切ではない」との見解が示されて、また使用を中止する業者が増えました。

2003年、日本では、パンに0.5ppb未満の濃度であれば、臭素酸カリウムをパン製造に使ってよい、というルールができました。

実際に、臭素酸は水道水にも含まれ、その検出限界(10ppb)はパンの20倍です。

非常に厳しい基準で使用されていますが、このような経緯から、今も安全性に対して議論は続いています。


カラギーナンは、海藻の一種である紅藻類からアルカリ抽出により作られる増粘多糖類です。

天草から作られる寒天に似た物質で、とろみをつけたり、お菓子を固めたりするのに使われます。

食品に含まれる量では問題ないとされていますが、動物実験により、発ガンを促進する物質であることが指摘されています。

特に、妊婦や授乳期の女性は避けた方が良いといわれています。

また、血圧降下剤や抗凝結剤を服用している人は、薬の影響が強くなることも危険視されています。



BHA(ブチルヒドロキシアニソール)とは、酸化防止剤として使われる食品添加物です。

その名の通り、食品の酸化を防ぐために用いられ、ドッグフードにも使われています。

BHAは発ガン性だけでなく、アレルギー反応を引き起こす可能性があることが分かっていて、研究が続いています。

バターやマーガリンだけでなく、ポテトチップスやビール、化粧品にも使われています。




合成の食品添加物には、摂り続けると体調を崩すリスク、病気を引き起こすリスクがあるのは間違いありません。

 

しかし、最もリスクが高まるのは、危険性のある食品添加物を複数摂取した場合です。

厚生労働省や食品添加物開発の関係者は、「安全性が認められているものだけを使用しているから心配ない」としていますが、一度に複数の食品添加物を摂取した場合の危険性は調べることができません。

 

日本では、国民1人当たりが1日に60~80品目、重さでいうと約10gも合成の食品添加物を体内に入れているといわれています。

この計算でいうと、80歳までに320㎏も体内に入れることになるので、現在問題となっている増え続ける慢性的な病気と無関係とはいえません。

 

加工食品の食べ合わせ、食品添加物の組み合わせによって、また、水道水に残留する塩素や、野菜の残留農薬成分、調理器具から遊出する有害物質など、それらが「複合汚染」となり、単体で摂取する以上の危険性があることが指摘されています。

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