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2021/08/02
美容・健康

小鼻の黒ずみ

小鼻の黒ずみ



そもそも、この黒ずみは何?


キッチンの壁に飛び跳ねた油を放置していたら、黄ばみ、やがて茶褐色になり、次第に黒ずんだ汚点となっていくのを見たことはありませんか?

実は、これと同じことが毛穴で起きているのです。

飛び跳ねたときにさっと拭けば容易に取れますが、時間が経ち、日にちを経るとこびりついてなかなか取れなくなります。

油脂は空気に触れると酸化し、変質します。黄ばみや黒ずみは、酸化した油脂が変色した現れです。経過時間が長くなるほど、こびりついて、洗浄剤にも溶けなくなります。

毛穴の黒ずみは、皮脂や化粧品油脂が酸化して色づき、こびりついた様です。肌の場合、さらに酸化を促進する紫外線の影響も受けます。



どうして毛穴だけが黒ずむの?


毛穴の出口付近を拡大すると、小さなくぼみになっていて、ここに皮脂や化粧品油脂が溜まりやすくなっています。酸化して黄ばんだ上にまた皮脂や油脂が追加され、変色を繰り返す内に次第に濃くなり、黒ずみとなるのです。




どうして黒ずむ毛穴とそうでない毛穴があるのか




これは、毛穴出口付近(くぼみ)の肌の、硬さの違いです。

未成熟な角質達でできた毛穴出口は水分を失い硬くなりやすく、健康な角質でできた毛穴出口は柔らかく潤ったしなやかさを持っています。この差が皮脂や油脂の溜まる・溜まらないを分けています。

また、未成熟な角質についた皮脂や油脂は酸化してこびりつく、を繰り返します。一方、健康な角質の場合、皮脂や油脂はクレンジングや洗浄剤で簡単に浮き上がり洗い流されます。これが黒ずむ毛穴とそうでない毛穴の違いです。





正しい毛穴の黒ずみ対策



酸化汚れがこびりつかない肌にしていくことが、対策の本道

黒ずみ現象の全ては、ターンオーバーによって角化し、送り出される角質が未成熟で痩せているから起きている悲劇でした。

なので、もし黒ずみを発見しても、その場では何もしないが正解です。いずれ角質は剥がれていくのですから、一日も早く落とそう!などと焦ってはいけません。

黒ずんだ角質ごと大切にしてあげるのです。すると、ターンオーバーも焦ることなく、表皮細胞を角化させるようになります。そして、それは次第に成熟した角質層に置き換わっていくのです。

すると皮脂や油脂が溜まって変色しても、こびりつかなくなり、毎日のクレンジングと洗浄で難なく落ちるようになります。さらに毛穴出口付近も良い状態の角質になれば、そもそも皮脂や油脂が溜まらなくなります。

その場で黒ずみが消えるといった派手さはありませんが、日を追う毎に減少し、その内に黒ずまなくなります。毛穴は目立たなくなり、肌理が整ってきます。再び毛穴の黒ずみに悩まされることはなくなっているでしょう。

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