極上フェイシャルエステは大阪市中央区のe-jewel(イージュエル)

ブログ & ニュースblog & news

2021/08/19
美容・健康

ビタミンCについて

ビタミンCについて



ビタミンCは水に溶けやすい水溶性ビタミンの一つです。

皮膚や腱、軟骨などを構成するたんぱく質の一種「コラーゲン」を作るのに欠かせません

多くの動物は体内でブドウ糖からビタミンCを合成することができますが、ヒトの体内には合成に必要な物質が存在しないため、食品からビタミンCを摂取する必要があります。

ビタミンCの大きな特徴として、「活性酸素」を取り除く「抗酸化作用」というはたらきがあることが挙げられます。

活性酸素とは
呼吸によって取り込まれた酸素の一部が通常より活性化されることで生じる物質です。微量であれば人体に有用ですが、増え過ぎると体にさまざまな害をもたらします。

増え過ぎた活性酸素は、脂質を酸化させ体に有毒な「過酸化脂質」を作り出し、動脈硬化やがん、老化、免疫機能の低下などを引き起こします。 

また皮脂から生じた過酸化脂質は皮膚の細胞を傷付け、しみやしわの原因を作るとされています。

ビタミンCは体内でビタミンEと協力して活性酸素を取り除くことで細胞を保護してくれるのです。

健康だけでなく、美容のためにも必要な栄養素だということが分かりますね。


さらにビタミンCには、消化管で鉄分の吸収を高めるというはたらきもあります。

ビタミンCはストレスを受けたりたばこを吸ったりすることで消費されるため、強いストレスを受けている方や喫煙者の方は必要量が増えるといわれています。 

十分な量のビタミンCを摂るよう心掛けておきたいですね


ビタミンCの必要量
 ビタミンCの必要量は、成人で1日あたり50mgぐらいとされています。わが国では野菜やくだものが豊富ですので、あまり不足することはありません。国民栄養調査によりますと、だいたい1人100mg以上摂っているようです。ただし、妊娠している方、授乳中の方や熱が高いようなときは、必要量が増えますから注意しましょう。また、あまり不適切な食事ばかりしているのもよくありません。

ビタミンCが不足すると…
 ビタミンCが不足すると、体がだるくなり、つかれやすくなって、仕事の能率が落ちてきます。皮膚は青白くなって、歯ぐきから出血しやすくなり、皮下出血も起こすようになってきます。
 ビタミンCの欠乏症として有名な壊血病は、わが国ではほとんど見られませんが、少し以前のヨーロッパでは死亡者もたくさん出た恐ろしい病気でした。
 乳児のビタミンC欠乏症にメルレル・バロー病とよばれるものがあります。これは人工栄養児に見られるもので、牛乳や粉乳にビタミンCが少ない上に、それを加熱するためにビタミンCがこわされ、欠乏症になったものです。しかしこれもわが国ではほとんど見かけません。

ビタミンCが欠乏したら…
 ビタミンC欠乏症になってしまったら、食生活に注意するとともにビタミンC剤を服用すれば、たいてい10数日で回復します。
 なお、ビタミンC剤は過剰症というものがありません。多すぎると、その分は吸収されることなく、排泄されてしまうのです。
 くだものや野菜に含まれているビタミンCは、不安定でこわれやすく、貯蔵、調理のあいだに失われがちです。貯蔵するには凍らない程度の冷所に、ポリ袋などに入れて空気とふれないようにして酸化を防ぎましょう。また、ビタミンCは熱に弱いので、野菜などはあまり長くゆでないようにします。

ビタミンCを多く含む食品の例
 ミカン、レモン、イチゴ、トマト、パイナップル、ピーマン


一覧へ戻る