ストレスと肌の関係
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人によってライフスタイルは様々ですが、屋外では気温や紫外線によるストレス、室内では冷房や暖房をつけることでの屋外との温度差による自律神経の働きが乱れることによるストレスなどの身体的ストレスがあります。
晴れの日は紫外線が気になりますが、雨の日は気圧・温度・湿度の変化に体が順応しようとしたり、ホルモンのバランスが崩れやるくなるなどの負荷がストレスになり得ます。
また、進学や就職、人事異動といった環境の変化による緊張が蓄積され、ゴールデンウィーク明け、祝日が一日もない6月は、最近では6月病といわれるような精神的なストレスを感じることが多いかと思います。
そのような時期、肌荒れがひどくなると感じている方も多いのではないでしょうか。
ストレスと肌が密接に関係していることは、すでにご存知の方が多いと思います。
ストレスが溜まると、なぜ肌荒れが起きるのでしょうか?
ストレス肌とインナーケア
大切な日を前に、一夜にして大人ニキビが出来てしまったり、肌がカサカサに乾燥してしまったという経験はありませんか?
私たちの身体は、ストレスがかかると、副腎から「抗ストレスホルモン」を分泌し、血糖値を上げてエネルギーを燃焼させながら、ストレスに対抗する準備を整えます。
ビタミンCはこのストレスに対抗する「抗ストレスホルモン」の原料となっています。つまり、過度なストレスがかかると身体はいつもより多くのビタミンCを消費することになり、ビタミンCが不足した状態が続くことになります。
ビタミンCは生命維持に重要な臓器や組織に優先的に働くため、脳を酷使したり、過度なストレスがある場合には、ビタミンCはその回復に優先的に使われることになります。
肌の回復に使われるはずのビタミンCも、ストレスによって不足すると、肌荒れがでやすくなってしまうのはこのためです。
肌に必要なビタミンCが不足すると、肌に大切なコラーゲンの生成や抗酸化がスムーズに行われなくなり、肌の乾燥や毛穴が目立ちやすくなったりします。
また、皮脂分泌のバランスが乱れ、吹き出物などが出来やすい状態になり、大人ニキビなどの「肌荒れ」が起こります。
さらに恒常的にビタミンCが不足すると、抗ストレスホルモンを作れなくなることでストレスに対抗できず、肌荒れもストレスになるという悪循環に陥ってしまいます。
そこで大切なのは、早めのストレスケアとインナーケアになります。
ストレスを感じた時や、実感がなくてもストレスがたまるような状況にある時は、心と肌は密接な関係であることを意識して、気分転換や休養をとると共に、バランスのとれた栄養素の摂取でインナーケアを心掛け、ストレスに負けない美肌作りをしましょう。
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