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2021/09/02
美容・健康

スープが身体に良いのはフォトケミカルのおかげだった

スープは身体にいい?



フィトケミカルという言葉はご存知でしょうか?
フィトケミカルとはギリシャ語で植物を意味する「Phyto」と英語で化学成分を意味する「chemical」が合わさった言葉です。
簡単に言うと、野菜や果物などの植物に含まれる化学成分のことを指します。
野菜や果物は紫外線や害虫などの有害なものから身を守るための色素や香りなどを作り出します。
こういった色素や香りに含まれる成分がフィトケミカルと呼ばれ抗酸化作用や白血球の働きを高めるなどの効果が期待できます。



イソチオシアネート

イソチオシアネート

イソチオシアネートは大根やわさびなどに含まれています。
イソチオシアネートはその大根やわさびなどをすりおろして、その細胞が壊れたときに生成される辛み成分のことです。
強い抗酸化作用があり、免疫力の向上や発がん物質の抑制などの効果が期待できます。

β-カロテン

β-カロテン

β-カロテンは黄色やオレンジ色の色素成分で、にんじんやかぼちゃなどに多く含まれています。
β-カロテンには抗酸化作用があり、粘膜を健康にする働きがあります。
口やのど、鼻などの粘膜は免疫力と大きな関わりがあり、粘膜が健康に働いていると、ウイルスや細菌といった有害なものが体に侵入することを防いでくれるのです


リコピン

リコピン

リコピンは赤い色素成分のことで、トマトやスイカ、にんじんなどにリコピンは多く含まれています。
リコピンには血行の流れを改善する動きが期待できます。
血液の中には免疫力に関わる白血球があります。
その白血球が血液を通じて身体中を流れることで、体の中に異物がないかどうかをパトロールしています。
そして血行の流れが改善されると、白血球の働きも改善され、免疫力が上がるのです。

β-グルカン

β-グルカン

β-グルカンはキノコ類に多く含まれています。
β-グルカンには免疫力を上げたり、糖質の吸収を抑えたり、コレステロール値の上昇を抑えるなどの働きがあります。
また、花粉症などのアレルギーの予防や改善にも効果が期待されています。




フィトケミカルを効率よく取るにはスープがおすすめ!

野菜スープ

フィトケミカルの種類や食材を紹介しましたが、効率よく摂取するためにはいくつかポイントがあるので紹介します。

加熱をする

加熱

フィトケミカルは生では細胞の中に含まれているだけで外に出にくくなっています。
しかし、加熱をすることによって細胞壁が壊れ外に出てくるため、フィトケミカルを加熱するほうがいいとされています。
また、煮出すことによってフィトケミカルがスープの中に溶け出すため効率よく摂取することができます。
ただし注意点もあり、なんでも加熱をしていいというわけではありません。
今回紹介したフィトケミカルの中ではイソチオシアネートは熱に弱いとされています。
そのため、大根やわさびのすりおろしなどは加熱をせずに摂取をしましょう。

皮ごと食べる

野菜の皮

野菜などは皮にもフィトケミカルが含まれているため、皮ごと摂取することでより多くのフィトケミカルを摂取することができます。
そのため、皮もよく洗って料理に使いましょう




沢山の野菜をとるにはやはり、スープが良いですね!

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