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- 2021/09/17
- 美容・健康
ヴィーガンとは?
そもそもヴィーガンってなに?
ヴィーガンとは「完全菜食主義者」と前述しましたが、実際は食生活だけを指すものではありません。「人間は動物を搾取することなく生きるべきだ」という思想に基づいたヴィーガニズムの人たちを表す言葉です。
一方ベジタリアンとは、肉や魚を食べずに野菜を基本の食材としている点は同じですが、思想によって乳製品や卵はOKとする場合もあります。
イギリスのヴィーガン協会の定義では、
✔︎ 卵や乳製品を含む動物性食品を食べない
✔︎ 毛皮やレザーを使用しない
など、ライフスタイルから全ての動物製品を排除することとされています。
ベジタリアンよりも食文化の規律が厳しい点が、ヴィーガンの大きな特徴です。
ヴィーガンとベジタリアンの違い!
上記でご紹介したように、ヴィーガンとベジタリアンの大きな違いは2点。
1点目は食生活です。
ヴィーガンは100%植物由来の食材を食べます。それに対してベジタリアンは、卵や乳製品、はちみつなどを摂取する場合があります。2つ目は、ヴィーガンは食生活に止まらないという点です。
ヴィーガンはライフスタイルの1つ。
その根底には「食用・衣料用・その他の目的のために動物を搾取したり苦しめたりすることを、できる限り止めようとする生き方であると定義」されているからということができます。
(出典:日本ベジタリアン協会「ベジタリアンとは?」)
牛皮やウールなどの動物性素材を購入したり、シルクやファーを避けることも。
そのため、動物実験されていないヴィーガンコスメ」「ヴィーガンシャンプー」などを使う方も多くいます。
このように、ベジタリアンとヴィーガンでは、異なる点が存在します。
ヴィーガン/ベジタリアンを始める理由は色々
菜食主義という考え方は、ベジタリアン発祥の地であるイギリスやアメリカなど欧米諸国を中心にその人口を伸ばしています。
しかし、そのきっかけや理由は実にさまざまです。
動物愛護、環境保全、健康・美容、宗教など人によってまったく異なっています。
ただ、アメリカなどでは環境保全の理由からベジタリアン/ヴィーガンを実践する人が増えているようです。
特に昨今は、日本のみ成らず世界各地で自然災害が多発しています。
環境に優しい、負担の少なライフスタイルとしてベジタリアン/ヴィーガンが1つの解決策として注目されています。
例えば、家畜を育てるためには多くの穀物や水が必要です、また畜産業を行うために、多くの土地を必要とします。
そのために多くの森林が伐採されたり、二酸化炭素が排出されたり。
これが、国際社会で大きな問題となっています。
またインドや台湾は仏教、文化的な理由からベジタリアンの数が多く傾向にあります。その数はインドで29%、台湾13%に上っています。
(出典:「2018年の訪日外国人ベジタリアン〜人数と市場規模〜」)