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2021/09/16
美容・健康

マクロビとは?

マクロビとは?



簡単に言うと、野菜や穀物など植物性食品がベースの「日本の伝統食を摂取する食事法」のことです。主食は基本的には玄米で、副菜として旬の植物性食品を使用したサラダや煮物などを摂り入れます。

つまり、かなり簡単に言ってしまえば「和食」です。言葉の響きからは想像できないですよね。


マクロビの正式名称はマクロビオティック(英:Macrobiotic)。「MACRO(長い)」「BIO(生命)」「TIQUE(術)」という3つの意味からなっており、これらをつなげると『長生きするための方法』となります。

その軸となっているのは、以下の3つの東洋の伝統的な考えです。


・身土不二(その土地の旬のものを食べる)

・一物全体(丸ごと残さず食べる)

・陰陽調和(季節に合わせて温かい・冷たい食べ物を食べる)


これらを総合して、自然と調和(バランス)をとりながら、健康な暮らしを実現するということが基本の理念とされているそうです。

マクロビはアメリカから広まりましたが、実は考案したのは日本人。そのため、東洋的な思想で成り立っているのです。


マクロビとはあくまでバランスの良い食事法・考え方を推奨するものなので、「●●を食べてはいけない」という制限はありません。ベジタリアンと違って動物性食品を避けることが主目的ではなく、健康的な食事法一つとして、動物性食材を避けることを勧めています。そのため動物性食品を完全に禁じているわけではなく、小魚などは食べます。

絶対にダメというルールは無いので、実はそこまでストイックでは無いマクロビ。食生活の乱れが気になる時に、短期的に試してみるのも良いかもしれません。


※マクロビオティックは桜沢如一が1930年代以降に提唱した手法であり、厳密には農産物の肥料や農薬、添加物や糖分・塩分など多数の項目の制限がありますが、今回は現在広まっている、一般的な入門レベルの考え方を記載しています。



マクロビとオーガニックは関係あるの?

ベジタリアン、マクロビ、そしてオーガニック…どれも似ている印象の言葉ですよね。また、オーガニック食品・オーガニックレストランなど、「オーガニック」という言葉はマクロビよりも広く一般的に使われていると思います。

そんなオーガニックの日本語は「有機」。意味は「化学肥料や農薬、遺伝子組換え技術を使わない、環境にやさしい農林漁業や加工方法」ということなので、食事の方法ではありません。似ている響きですが、オーガニックはマクロビやベジタリアンとは全く違ったジャンルの言葉なのです。

例えば、有機栽培で育てた綿はオーガニックコットンですし、有機飼料を食べて育った豚はオーガニックポークになります。

しかし、マクロビは有機で育てられた農産物を推奨しているので、その部分では関係があると言えるでしょう。

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