エラ張りの原因は遺伝じゃない?
エラ張りの原因はアゴの骨の歪みと、咬筋(こうきん)の発達しすぎが原因なのです。 咬筋の発達しすぎの理由1)寝ている間の歯ぎしり2)無意識にしてしまっている歯の食いしばり が理由です!! この2つのことを良くしている人に多いのが、舌が正しい位置にいないということです。
エラが張った赤ちゃんはいない?!
そのエラ張りは生活習慣が原因かも
![](https://www.biyougeka.com/content/uploads/2019/08/06154354/main__content_uploads_column_post_maincolumn_small_face_column_jaw_img_jaw01.jpg)
顔のエラの部分にある筋肉「咬筋(こうきん)」。
これはものを噛むときに使われる筋肉で、普段の食事のときにも意識せずに使われています。この咬筋が発達していることがエラ張りの原因になっているケースも多くあります。硬いものを食べたり、歯を食いしばる癖や就寝中の歯ぎしりが頻繁にある方は、無意識のうちにしっかり咬筋を鍛えてしまっている場合があります。
また、咬筋は衰えにくい筋肉でもあるため、一度発達してしまうとなかなか小さくなりにくいのです。
マッサージで咬筋をほぐす
骨格はいくらマッサージをしても形を変えることができませんが、咬筋が大きくなったときなどは、マッサージでコリをほぐすと、エラの解消に効果が期待できます。
マッサージのタイミングは、歯ぎしりをする人は起床時がいいでしょう。咬筋をよく使う食後もおすすめです。また、入浴時は血行もよくなるので、咬筋のマッサージをするとコリがほぐれやすくなります。
以下に3つのマッサージ方法を紹介しますが、すべてをおこなう必要はありません。1種類だけでもいいので、やりやすい方法で毎日マッサージしましょう。
マッサージ1
- 握りこぶしをつくり、第2関節の部分を咬筋にあてる。
- 軽く円を描くようにマッサージする(20~30回)。
- 軽く口を開け、開いた両手でエラを軽く押し込むように力を入れる(10秒間)。
マッサージ2
- 親指を咬筋にあて、他の4本の指はこめかみにあてる。
- 親指で優しく円を描くようにマッサージして、咬筋をほぐす(30回くらい)。
マッサージ3(入浴時がおすすめ)
- 口の奥、奥歯の外側に親指を入れる(右の咬筋をほぐす場合は左手を、左の咬筋をほぐす場合は右手を使う)。
- 親指以外の4本の指は、外側から頬にあてる。
- 咬筋を内側と外側からつかむようにしてはさみ、優しくもみほぐす。
強い力でマッサージをすると、かえって咬筋が発達して大きくなってしまうことがあります。奥歯を食いしばらない状態で、優しくマッサージしてください。
食いしばり・歯ぎしりを防ぐ
食いしばりを防ぐには、できるだけ上下の奥歯が接触しないようにします。難しいことのように感じますが、これは舌の位置に注意するだけでかなえることができます。
やりかたは、「舌を上あごにつけるように意識する」だけです。この状態を維持すると、上下の歯が接触しにくくなります。
寝ている間の歯ぎしりや食いしばりが気になる方は、歯科医院でマウスピースをつくってもらうといいでしょう。値段は医療機関によって異なりますが、安いタイプなら数千円で手に入ります。
食いしばりの原因であるストレスを解消する
食いしばりの原因の一つに、ストレスが考えられます。ストレスをためた状態が続くと、前述のような咬筋マッサージしたり、上下の奥歯が接触しないしたりと気をつけても、エラを小さくするのは難しいでしょう。ストレスを解消し、リラックスするのも大切なことです。
どうしてもうまくストレスを解消できないと言う方は、運動をしてみたり、生活習慣を見直してみたりしてはいかがでしょうか。
軽い運動でも体が疲れれば熟睡できるでしょうし、そうすれば歯ぎしりもしにくくなります。就寝前に、ぬるめのお湯でゆっくり入浴すると、リラックスして筋肉の緊張がほぐれやすくなります。
パソコンやスマートフォンを操作しているとき、食いしばりをしていることに気づいたら、マッサージ1や2で筋肉のコリをほぐすのもストレス解消に有効です。
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