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2021/10/15
美容・健康

やっぱり大切なのは!身体を温めること!

体を温める!




冷え

とは、身体に熱が巡らず、手足が冷たくつらく感じる状態を言います。手足の冷えだけでなく、肩こりや首こり、腰痛、足の痺れなど、冷えによってもたらされる不調は人それぞれです。

身体が冷えやすい方は、本来なら寒さを感じにくい状況でも身体の冷えを感じやすいとされています。たとえば、真夏でも腹や肩、体感部に冷えを感じるケースは珍しくありません。

身体の冷えがひどくなると不眠や疲労感、集中力の欠如、目の下のクマなどあらゆる不調を引きおこすため、まずは冷えの原因を知り、早急に対処することが大切です。

身体が冷える理由は大きく分けて3つあり、詳細は以下のとおりです。




体内で熱が作られない


筋肉量が少ないと体内で熱が作られず、慢性的な冷えを引きおこします。

1日のエネルギー消費量のうち、67割ほどは基礎代謝※1が占めています。基礎代謝量を身体の部位ごとで見た場合、最も多いのは筋肉です。つまり、筋肉量が少ないと生み出せる熱が少なくなり、慢性的な冷えにつながってしまいます。

1:生命活動を維持するために、身体のなかで行われている必要最低限のエネルギーのこと。



作られた熱が全身に行き渡らない


自律神経のバランスが乱れると血流が滞り、身体で作られた熱が全身に行き渡らずに身体が冷えてしまいます。また、エアコンで冷えた屋内と暑い屋外を行ったり来たりしたり、不安やストレスをため込んだりすることでも冷えはおこります。

さらに、食べ過ぎも冷えの原因になります。食べ物を消化する際、血液は胃腸に集まります。その結果、筋肉やほかの器官への血液供給が減るため、体内で十分に熱を産生できなくなるのです。



体内の熱が逃げやすい


水分ばかりを摂取すると、体内の熱が逃げて身体が冷えやすくなってしまいます。

たとえば、「12リットルの水分を摂りましょう」という言葉を聞いたことがある方は多いはずです。しかし、これは汗や排尿によって体内の不要な水分を排出できている場合に限ります。

たとえば、血流が悪く身体が冷えている方は汗をかきにくく、さらには不要な水分を排出しづらいので、そんな状態で水分を摂ると身体が水分過多になってしまいます。必要以上に身体に溜まった水分は身体を冷やし、むくみなどを引きおこすため、水分摂取と同じくらい排出にも目を向けなければならないのです。




冷えは万病のもと?!


冷えと病気には相関関係があると考えられるため、冷えについて目を向けてみましょう。

西洋医学では冷えに該当する病名がなく、診断や検査方法、治療法も確立されていないため治療はむずかしいとされています。一方、東洋医学では「冷え=病気の原因」という考え方があります。冷えを軽視せず、自分で自分の体温管理ができれば、冷えによる病を防ぐことにもつながるかもしれません。






洋服


寒いときに一番初めに行うのが洋服を着ることです。洋服には保温効果があるため、血管が皮膚表面にある部分や、外気との接地面積が大きい皮膚を洋服で覆うことで、身体の熱が放出されないため身体が暖かくなります。

特に血管が皮膚表面にある首元や肩甲間部、内ももや足首などを布で覆うと身体が暖かくなります。これは、自分の体温を外に逃がさないための工夫です。





暖房器具


洋服を着ても寒いときは、暖房器具を使います。暖房器具は外気の温度を物理的に上げ、身体を暖かくしてくれるとても便利な道具です。特に、皮膚温の平均は28℃前後であることから、半そででいるのであれば28℃前後が快適な温度と言えるとでしょう。

しかし、昨今では省エネ対策もあり、低い温度で室温を保つ傾向にあります。身体は深部体温を37℃近くに保つ必要があることから、室温が低いと深部温を高めるために全身の血管が収縮し、逆に手足が冷えるといった現象になります。そのため、ある程度の室温を確保することが大切ですが、暖房の省エネ温度は20度とされています。そのため、暖房器具だけでは正常な皮膚表面温度を保てないため、洋服やカイロなどを利用して皮膚表面温度を保つことが大切です。




お風呂


お風呂の温度は40℃前後であることから、全身を温めることには効果的です。特に、皮膚全体を温めることで皮膚に存在するTRP3やTRP4と呼ばれる受容体が活性化すると考えられていることから、保温や保湿効果が高まると考えられています。

また、手足の温度が上昇すると、血管が拡張されることで副交感神経が優位になり、リラックスした状態を作りだすため、半身浴や足浴なども効果的です。そのため、お風呂に入ると全身の保湿・保温効果とリラックスが得られるのです。




B.部分を温める


カイロ(一般医療機器 家庭用温熱パックとしての効能)

お風呂に入っても身体が温まらない時は、カイロが効果的です。カイロの温度は45~50℃前後であり、お風呂より少し高めです。特に45~50℃の温度では、筋肉のこりをほぐしたり、筋肉痛・神経痛の痛みを和らげたり、筋肉の疲れを取ったり、疲労を回復させたり、胃腸の働きを活発にさせたりする効果があります。

そのため、冷えている皮膚表面を温めることはもちろん、血管が皮膚表面にある肩甲間部や下腹部、さらに手足を温めると熱産生が起こることで身体を暖かくしてくれるとともに、上記のような効果が期待できます。



お灸(管理医療機器 温灸器としての効能)


お灸はカイロよりもさらに高い温度です。お灸の温度は60~100℃と言われていますが、お風呂やカイロに比べて皮膚に設置する温度が低いことから、温度が高くてもそれほどは熱くは感じません。カイロ(一般医療機器 家庭用温熱パック)と同様、筋肉のこりをほぐしたり、筋肉痛・神経痛の痛みを和らげたり、筋肉の疲れを取ったり、疲労を回復させたり、胃腸の働きを活発にさせたりする効果があります。




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