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2021/10/20
美容・健康

脂肪の塊って何?

脂肪の塊って何?





アテローム(粉瘤・ふんりゅう、アテローマ)とは、一般的にしぼうのかたまりと呼ばれることがありますが、実は本当の脂肪の塊ではありません。皮膚の下に袋状の構造物ができ、本来皮膚から剥げ落ちるはずの垢(角質)と皮膚の脂(皮脂)が、剥げ落ちずに袋の中にたまってしまってできた腫瘍の総称です。ですから、本当に脂肪細胞が増殖してできた良性腫瘍の脂肪腫とは全く異なるものです。アテロームは皮膚腫瘍としてわれわれ皮膚科医が最も診察する機会の多いものです。良性の腫瘍ですが、ときに化膿して真っ赤に腫れ上がったりすることがあります。





Q10眼のまわりに白いぶつぶつができて、これも“しぼうのかたまり”の一種だといわれました。これは何ですか?

 それは稗粒腫(はいりゅうしゅ)です。うぶ毛の毛穴の皮膚からできたもので、表皮嚢腫の小さなものと考えられています。主に眼のまわりに直径1~2mmの白くてかたい丘疹(ブツブツ)が多発します(資料19)。乳児にできたものは自然に消えることがあります。成人の稗粒腫は自然にとれることはありませんが、表面に注射針で小さな穴をあけ、内容物を押し出せばきれいにとれます。この稗粒腫はやけどや少し深めの擦り傷がなおったあとにもできることがあります。



稗粒腫ができる原因とは?

エクリン汗腺(人間のほぼ全身の体表面に分布している汗腺のこと)を詰まらせる、肌の角質が原因のようだ。「稗粒腫は極小の角質嚢腫(かくしつのうしゅ)」だとステファニー。

肌に合っていない濃厚な保湿クリームの使用も原因となる。酒さ(しゅさ)という皮膚病や、紫外線によるダメージを悪化させることも。加齢とともに、稗粒腫ができやすい理由は肌細胞の再生能力が低下するためだそうです。




どうやって予防したらいいの?

角質落としが鍵となると言う。エチレンやグリコール酸を含む洗顔料は、肌を刺激することなく角質を除去してくれるそう。化粧品の成分でいえば、肌のターンオーバーを整えてくれるビタミンAもおすすめ。

*上記の成分は取材した医師の見解です。肌に合わない場合もあるので、迷う時は医療機関を受診することをおすすめします。また、上記成分でケアする場合は、自己責任において行ってください。

 

稗粒腫の除去の仕方

自然に治るものもあれば、頑固な稗粒腫で肌の内側から取り除く必要があるものもある。ニキビとは違うため、稗粒腫に適した治療が必要になるのだそう。

稗粒腫は潰したり自己処理をしようとすると、かえって炎症を起こし肌を傷つけるリスクが高いので注意して。

エチレンを含有した低刺激性の肌に優しい洗顔料を選ぶ(*)と、ケラチンが詰まっていた肌が柔らかくなるため、効率的に角質除去ができるそう。

数カ月しても治らない場合は、ケラチンを除去してもらえるので皮膚科医に診てもらうのがよいのだとか。

雑菌が入ってしまうと稗粒腫の悪化や感染症を招いたり、跡が残りやすいので自己処置はしない方が得策だそう。



ビタミンA



ビタミンAは肌の新陳代謝を活発にする作用があるので、ターンオーバーの乱れによる肌荒れを改善する効果があるといわれています。

ターンオーバーが正常に行われると、角栓以外の皮膚の黒ずみの元となるメラニン色素も排出されます。

また、ビタミンAの主要な成分であるレチノールには、皮膚や目の粘膜の健康を保ったり、抵抗力を強めたりする働きもあります。

ビタミンAは油脂に溶ける脂溶性ビタミンなので、油と一緒に摂取すると吸収率が高まりますが、体内に蓄積されやすいので、サプリメントなどによる過剰摂取は控えましょう。

ビタミンAβ-カロテン)が豊富な食品

  • うなぎ
  • レバー
  • にんじん
  • かぼちゃ
  • ほうれん草
  • モロヘイヤ
  • 春菊など

レバーにはビタミンB2以外にも多くのビタミンが含まれており、中でもビタミンAは保湿力のあるヒアルロン酸を増やす働きがあるので、肌の健康を保つ為に、適している食べ物といえます。

ビタミンB1




ビタミンB1は、糖質からエネルギーを生み出し、脳や神経系の働きの維持や調節にも大きく関係しています。

糖質の摂り過ぎは皮脂の過剰分泌につながりますが、ビタミンB1は糖質の代謝がスムーズに行われる為に不可欠な補酵素として働くので、皮脂の過剰分泌を抑えるといわれています。

また、皮膚や粘膜の健康維持を助けます。

注意しなければならないのは、アルコールの摂取との関係です。

アルコールを摂取すると、体内で分解する時にビタミンB1が消費され、吸収率が下がるので、たくさんお酒を飲む人はビタミンB1不足になりがちです。

過度な飲酒は、ビタミンB1不足を招いて疲れやすくなったり、イライラして集中できなくなったりするだけでなく、肝機能などに害を及ぼす恐れがあるので、できるだけ控えるようにしてください。

ビタミンB1が豊富に含まれる食品

  • 豚肉
  • うなぎ
  • 枝豆
  • グリーンピース
  • かつお
  • ピーナッツ
  • 玄米など

ビタミンB2




若返りビタミン、美容ビタミンともいわれるビタミンB2は、肌の代謝を促し、肌を健康な状態へ導きます。

また、タンパク質、脂質、糖質の代謝をコントロールして安定させるので、特に角栓予防の為に皮脂の過剰な分泌を抑えたい人は、積極的に摂取したい栄養素です。

がんや老化などを引き起こしたり、皮膚の細胞を傷つけて色素沈着やシワの原因となったりする過酸化脂質を消去する抗酸化物質の再生を助けるので、美肌には大変有用だといわれています。

熱には強いのですが、水溶性で栄養が煮汁に流れ出てしてしまうので、調理した煮汁ごと利用すると良いでしょう。

ビタミンB2を豊富に含む食品

  • レバー
  • バナナ
  • 牛乳
  • 乳製品
  • 納豆
  • うなぎ
  • 海苔など

米麹で作られた甘酒は、皮脂の分泌を整える役割を持つビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB1の他、コラーゲンを作るアミノ酸も含んでいるので、肌や毛穴の健康維持に良いといわれています。

ビタミンB6




水溶性のビタミンで、タンパク質と脂質の代謝を助け、皮脂の分泌を適正に保つ働きがあります。

また、脂肪分解をコントロールして、ビタミンB2の働きをサポートもします。

さらに、ビタミンB6がアミノ酸を体内に供給することで、肌の新陳代謝が活発になり、潤いのある肌へ導いてくれます。

腸内細菌によって一部は体内でも作られるという特徴もあり、一般的には不足しにくいと考えられていますが、欠乏すると皮膚炎や口内炎などを起こしやすくなります。

食物から摂りすぎることはほとんどありませんが、サプリメントによる過剰摂取は健康に悪影響を及ぼす場合があるので、使用する場合は慎重にしましょう。

それから、一部の薬物との相互作用で有害になることがあるので、治療中にサプリメントを使用する場合は医師の指導を仰いでください。

ビタミンB6を豊富に含む食品

  • まぐろ
  • かつお
  • さんま
  • にんにく
  • 小麦胚芽
  • バナナ
  • さつまいもなど

ビタミンC




ビタミンCは、コラーゲンやエラスチンの生成を助けます。

コラーゲンもエラスチンもタンパク質の一種で、皮膚にハリと弾力を与え、潤いのある健康的な肌を保つ働きがあります。

さらに、皮膚のターンオーバーを正常化し、皮脂の分泌を抑制する働きもあるので、たるみや皮脂の過剰分泌による毛穴の開きの改善が期待できます。

また、有害な活性酸素から体を守る抗酸化作用もあるので、肌の老化を防ぐ効果もあると考えられています。

メラニン色素の生成を抑える働きもあるので、角栓以外の毛穴の黒ずみが気になる時にも良いでしょう。

ただし、水に溶けやすく、体内からすぐに排出されてしまう為、こまめに摂取する必要があります。

ビタミンCを豊富に含む食品

  • パプリカ
  • ブロッコリー
  • カリフラワー
  • キウイ
  • ゴーヤなど

ビタミンCは熱に弱いのですが、ゴーヤに含まれるビタミンCは加熱しても壊れにくいといわれているので、加熱調理もOKです。

ビタミンE




活性酸素は、肌の表面にある皮脂やコラーゲンにダメージを与え、皮膚の老化を促進させますが、元々人の体の中には活性酸素から自己を防御する機能が備わっているので、少々のダメージなら修復できます。

しかし、紫外線やストレスなどによって、活性酸素が過剰に合成・生成されると、自力ではダメージを跳ね返すことが難しくなるので、酸化を予防する対策を取らなければなりません。

ビタミンEはビタミンCと同様に抗酸化作用があるので、過酸化脂質の生成を抑制し、細胞の酸化を防ぎます。

また、血流を良くするので、肌の代謝を促してくれます。

酸や熱には強いので調理による損失はほとんどなく、ビタミンCやタンパク質と一緒に摂取することで吸収率が高くなりますが、光に弱い為、ビタミンEを多く含む食品を保存する時は、光を避けましょう。

ビタミンEを豊富に含む食品

  • アーモンドなどのナッツ類
  • 緑黄色野菜
  • 胚芽油
  • 穀類など



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