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- 2021/11/07
- 美容・健康
血流をよくするには
血流をよくするには
こまめな水分補給
暑さ・寒さを問わず、身体の水分は汗や排泄などによって失われます。呼吸をする際にも水分は蒸発するため、身体が脱水状態にならないためにもこまめに水分補給をしましょう。
十分に水分を含んだ血液は、酸素や栄養を身体の隅々にまで行き渡らせます。血行を良くして不要な老廃物を体外に排出するためにも、水分は欠かせないものと言えるのです。
エスカレーターを使わず階段で移動する
日ごろから運動不足を感じている方は、駅や建物内の移動の際に階段を使ってみてはいかがでしょうか。階段の上り下りは下半身の筋肉を使います。とくに“第二の心臓”とも呼ばれるふくらはぎの筋肉を使い、脚全体の筋肉を鍛えられれば血流改善に効果的です。
定期的なストレッチを行う
デスクワークをしている方は、数十分おきに5分ほどストレッチをしましょう。背筋や腕、足を伸ばしたり、身体を捻ったりするだけでも効果が期待できます。ストレッチによって身体がほぐれるのはもちろん、リラックス効果も得られるので、ぜひ試してみてください。
シャワーで済ませず湯船につかる
身体を温めることで血行が良くなるので、湯船につかる習慣をつけましょう。10~15分ほどかけてゆっくり入浴すれば、血の巡りが良くなります。
ただし、お湯が熱すぎるとのぼせたり、交感神経が活発になって緊張状態に陥ったりするので、ぬるめのお湯につかることが大切。37~40℃ぐらいのお湯なら副交感神経を優位にし、リラックス効果も得られるのでおすすめです。
血行が悪くなる靴は履かない
身体の筋肉と同様に、足の裏も血液を循環させるポンプのような役割を果たしています。しかし、ハイヒールのように踵(かかと)の高い靴を履いたり、締めつけがきつい靴を履いたりすると、足への負担から血流が滞ってしまいます。
血行不良から足の疲れや冷え、むくみを招く恐れがあるため、オフィスなどの職場では可能な限りスニーカーやサンダル、スリッパなどに履き替えて足に負担をかけないようにしましょう。
血行が良くなる食べ物・飲み物
血行を良くするには、食生活の改善が重要です。前述したように、食生活が乱れると血液がドロドロになり、血行不良を招きます。運動習慣とあわせて、血行が良くなる食べ物や飲み物を摂取する機会を増やしてみましょう。
以下にて、血行が良くなる食べ物&飲み物の一例をあげ、簡単な表にまとめました。ぜひ日々の食事に取り入れてみてくださいね。
血行が良くなる食べ物
お酢や梅干し、レモンなどの柑橘類に含まれる「クエン酸」は、血液の酸化を抑制し、血行を良くする効果が期待できます。また、サンマやイワシ、サバなどの青魚に含まれる「EPA」には、血液をサラサラにする作用があります。血栓や脂質異常を予防する働きも期待できるので、積極的に摂取したい食べ物と言えます。
さらに、海藻類には新陳代謝を上げて血流を促す効果があります。加えて、わかめや昆布のぬめり成分である「アルギン酸」はコレステロールの吸収を妨げ、体外へと排出させる効果があるため、健康な身体づくりに一役買ってくれるでしょう。
このほか、ピーマンやフルーツ類に含まれる「ビタミンC」や、かぼちゃやアスパラガス、春菊などに含まれる「ビタミンE」は高い抗酸化作用を持ち、動脈硬化予防に効果が期待できます。ただし、ビタミンEはそれ自体が酸化しやすい成分なので、ビタミンCと一緒に摂取するようにしましょう。
血行が良くなる飲み物
緑茶やココア、赤ワインに含まれる「ポリフェノール」はコレステロールの酸化を防ぎ、血液をサラサラに保ちます。しかし、アルコールは摂り過ぎると血液をドロドロにしてしまうので、赤ワインを飲む際はグラス2杯程度にとどめておきましょう。
なお、ぶどうにもポリフェノールは豊富に含まれていますが、フルーツには果糖が含まれるので食べ過ぎには注意が必要です。
クエン酸 |
お酢、梅干し、柑橘類(レモンなど) |
EPA |
青魚(サンマ、イワシ、サバなど) |
アルギン酸 |
海藻類(わかめ、昆布など) |
ビタミンC |
フルーツ類(イチゴ、レモン、オレンジなど)、ピーマン、さつまいも、小松菜 |
ビタミンE |
野菜類(かぼちゃ、アスパラガス、春菊、ニラなど)、魚類(鮭、サバなど)、ナッツ類、キウイフルーツ |
ポリフェノール |
緑茶、ココア、赤ワイン、ぶどう |