ブログ & ニュースblog & news
- 2021/11/11
- 美容・健康
マスクで肌荒れちゃうのはなぜ?!
マスクで肌が荒れちゃうのはなぜ?
原因
摩擦
マスクを着脱したりズレを直したりするたび、肌と繊維がこすれ合います。すると角層表面が削られることで、肌のバリア機能が低下。デリケートな状態になり、ちょっとした刺激にも赤みやかぶれ、ニキビを起こしやすくなるのです。
ムレ
呼気が充満するマスクの中は、温度・湿度が高く、雑菌が繁殖しやすい状態。汗や皮脂も増えることから、ニキビ・吹き出物ができやすくなります。マスクの下でアクネ菌が増殖し、できたニキビのことを「マスク(mask)」と「アクネ(acne)」を組み合わせた造語で「マスクネ(maskne、mascneなど)」の名前で呼ぶようになってきているそうです。
乾燥
マスクを外すと、内部の湿気が急激に蒸散。このとき肌内部の水分も奪われてしまうことから、肌の乾燥が進んでかさつき・ごわつきが起こりやすくなります。
繊維などの刺激
肌がマスク素材に負けてしまい、赤みやかゆみが出るケースも。また繰り返し洗える布マスクの場合、繊維に残った洗剤成分が刺激となる可能性もあるでしょう。
マスクによるニキビ(マスクネ)や、肌あれを防ぐコツは?
肌がデリケートな状態になっているのなら、まずは毎日のスキンケアで肌の立て直しを。そのほか、肌あれを防ぐポイントをまとめました。
刺激の少ない基礎化粧品で丁寧なスキンケアを
「マスクで肌が隠れるから」とスキンケアをおろそかにしていると、肌のバリア機能が低下。ますます肌あれしやすくなります。帰宅したら肌の汚れやメイクをやさしく洗い流し、肌を清潔に。そして低刺激処方の化粧水や乳液を選んで保湿ケアを行い、角層のうるおいバリアをすこやかに保ちましょう。
こすれが気になる部位にはワセリンを塗る
マスクが頻繁に触れるほおや鼻、あご、耳の後ろは、赤くなりがち。そうした部分にはあらかじめワセリンを塗っておくのもおすすめです。ワセリンには肌表面に保護膜をつくることで、外からの刺激をやわらげる効果があります。
汗をかいたらこまめに拭く
雑菌の繁殖を防ぐためにも、マスク内の汗はウエットティッシュなどでこまめに拭き取りを。できれば再びマスクをつける前に、失われた肌のうるおいを保湿ケアで補っておきましょう。