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- 2021/11/24
- 美容・健康
砂糖の怖さ
砂糖の怖さ
食品売り場に置かれている白砂糖。でも実は、化学薬品だって知っていましたか?
砂糖の種類は大きく分けると「含蜜糖」と「分蜜糖」の2つに分けられるそう。
含蜜糖は、原料となるさとうきびや甜菜などのしぼり汁をそのまま煮詰めてつくられたもの。黒砂糖やきび糖、メイプルシュガーといったものがこれに当たり、コクや風味が強く、ミネラルを多く含んでいるのが特徴です。
一方、原料のしぼり汁から糖蜜を分離して精製したものが、分蜜糖。不純物を取り除くために亜硫酸や石灰を使ったり、脱色や漂白にホウ酸鉛や塩酸を使ったりと、精製工程でさまざまな薬剤が使用されています。ベタつきをなくすため、ミネラル・ビタミンなどの栄養素も取り除かれているそう。こうしてつくられたのが“白砂糖”で、「C12H22O11」という化学方程式で表わされます。ほかに、三温糖、ざらめ、グラニュー糖なども分蜜糖です。
白砂糖の恐怖:血液中の白血球の働きを低下させる!
白血球は、細菌やウイルス、老廃物などを食べる「貪食能力」を持っています。白血球1個で平均14個の菌を食べる能力がありますが、例えばドーナツ1つを摂るとその能力は10個に減り、チョコレートやミルクシェイクを食べた場合は2個に減り、バナナスプリットで1個にまで減ってしまうのだとか。
白砂糖は、白血球の仲間の好中球の貪食能力も低下させ、さらにはリンパ球の働きをも低下させることが、実験結果で分かっているそう。
免疫力低下どころか、免疫力ゼロになる可能性もあるということです。
でんぷんから消化された糖では、この現象は起こりません。
免疫力低下、免疫不全が原因の病気の症状
免疫力の低下や異常は、深刻な病気を引き起こします。
- アレルギー症状
- 痴呆(認知症)
- 貧血(血が止まりにくい)
- がん
- 感染症(インフルエンザ、結核)
- 肝炎
etc.
白砂糖の恐怖:カルシウム欠乏症に!
消化吸収が早いということは、血糖値も急激に上がるということ。
血液中の高い糖分は酸性なので、体は、アルカリ性のカルシウムを使って中和しようとします。
つまり、白砂糖を摂れば摂るほど、カルシウムが失われていくということです。
カルシウムを蓄えている骨や歯がもろくなるのも当然というわけ。
それだけでなく、カルシウムは血清たんぱくと結合することで、ホルモンやビタミンと協力しながら細胞を守るという、重要な働きもしているのです!
カルシウム不足が原因の病気の症状
こんな症状が現れたら、白砂糖によるカルシウム不足が原因かもしれません。
- 骨折しやすい
- 虫歯が治らない
- 高血圧症
- 骨粗しょう症
- 妊娠異常
- ストレスからくる精神異常
. 1肌質が良くなるかもしれない
その理由は、砂糖をやめると体内のインシュリンの量が減ることにあるらしい。砂糖を摂取すると体内でインシュリンが分泌され、これによって炎症が起こり、肌を形成する成分であるコラーゲンとエラスチンが分解されてしまう可能性があるそう。また、砂糖が消費されるときに糖がコラーゲンと結合。砂糖の摂取量が過剰になると、コラーゲンの機能に悪影響を及ぼし、皮膚疾患やしわのリスクが高まるとか。逆に言えば、砂糖を食べなければ、そのようにはならないということ。
2. 体力がアップする可能性がある
糖分を多く含む食べ物は、GI値も高いんです。つまり、体内で高スピードで分解され、血糖値が急上昇するということを意味している。すると、体のエネルギーレベルも上昇するのだけれど、インシュリンが糖分を血液から吸収し、細胞に取り込むときに体力がどっと落ちてしまうそう。また、低血糖状態になると体がエネルギーを必要とするため、結果的に砂糖を欲するという。砂糖への依存を克服すれば、体力が一日で急上昇したり、急降下したりすることがなくなるので、安定して快適でいられます。血糖値のバランスを取るためには、間食として、たんぱく質とヘルシーな脂肪分を豊富に含むものを選ぶとよいでしょう
3. 体重が減るかもしれない
必ず減量ができると保証されているわけではないけれど、砂糖の摂取量を大幅に減らすことが、減量につながることが多いそう。砂糖はエンプティカロリーを供給し、グレリンという空腹ホルモンを刺激するので、食欲がアップします。そうなると、食べすぎるリスクが高まり、満足感が長時間持続しない食べ物を欲しがってしまうのです。また、紅茶やコーヒーに砂糖を入れる習慣がある人は、知らず知らずのうちにカロリー摂取量が増え、糖分を蓄積している傾向に。スプーン2杯分の砂糖を入れた紅茶を毎日3杯飲む場合、プラスで92kcal分も余計に摂っていることになるとか。この量は、1日のカロリー摂取量の5%近くに相当します。これを無意識に摂っているのが問題です。これは砂糖24gになるのですが、1日当たりの砂糖の推奨摂取量が30gであることを考えると、かなりの量といえます。砂糖の摂取量を制限すれば、エンプティカロリーの摂取量も減るため、血糖の急激な上下がなくなり、砂糖を摂りすぎるリスクを軽減できます
4. 睡眠の質が改善するかもしれない
砂糖の大量摂取は、質の良い睡眠を維持するためのメラトニンの分泌を遅らせてしまいます。睡眠不足になると、体がより多くの砂糖を必要とし、しかもその状態が続くという。研究の結果、睡眠不足は血糖バランスに異常を生じさせ、それが原因となってさらに多くの砂糖を欲してしまうことがわかっています
5. 猛烈な食欲が落ち着くかもしれない
血糖がコントロール不能状態にあると、砂糖を食べればハイ状態に、食べないとグロッキー状態になってしまうとか。糖分を摂って血糖が急上昇すると、結果的にさらに糖分を多く含む食べ物を欲してしまい、体力が急激に上昇したり下降したりする状態が続いてしまいます。砂糖を摂らないようにして血糖の激しい上下がなくなって初めて、今までどれだけ体が不健康な食べ物を欲してきたかに気づくことになるかもしれない。