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- 2021/11/26
- 美容・健康
くちびるのトラブルについて
くちびるのトラブルについて
原因1. 唇を舐めたり、剥いだりするクセがある
「唇が乾燥してカサカサしていると、乾燥している部分を舐めて唇をうるおしたくなるかもしれません。しかし唇を舐めると唾液によって唇がかぶれてしまい、赤みがでたりかゆくなったりすることも。炎症がひどくなると、唇に亀裂が入ったりベロンとめくれ上がったりします。唇の皮を剥いでしまうと、さらに唇は荒れてしまいます。特に気温が低い冬の季節は、唇が乾燥しやすいので要注意です」
原因2. 洗顔のしすぎ・下地をつけない
「洗顔をしすぎると唇の水分が奪われ、より乾燥しやすい状態に。顔を洗うときはできるだけ唇を刺激しないように、やさしく丁寧に洗うことを心がけてください。また化粧をするときに、リップ下地を塗らず直接口紅をつけてしまうと、唇がカサカサと乾燥し縦ジワが入りやすくなります」
原因3. マスクによる外的刺激
「マスクを着用していると、マスクと唇が触れ合うことが多くなります。摩擦を生じることで、唇は乾燥しやすくなり肌荒れを起こしやすい状態に陥ります。マスクを使うことが多いときこそ、スキンケアは入念に行いましょう」
原因4. ストレスを抱えている
「意外と盲点なのが、“ストレスによる唇荒れ”。ストレスを抱えることで皮膚は血行不良に陥り、酸素や栄養が循環されにくくなります。からだの中でも、唇は血液がたくさん巡っている場所なので、ストレスによる影響を受けやすいのが特徴です。唇の血色が悪くなったり、乾燥したりするのは黄色信号。健康的なピンク色の唇をしているか、鏡を見てチェックしてみましょう。またストレスによって、無意識に唇を触ってしまうことがあるので注意してください」
原因5. 食生活の乱れ・栄養不足
「食生活の乱れや無理なダイエット、ビタミン不足でも、唇はカサカサと乾燥したり亀裂が入りやすくなったりします。口角炎や口内炎で唇の横が切れるのは、ビタミン不足が原因のひとつ。ダイエットをするときは、極端な食事制限をしないように気をつけるのがベターです」
原因6. 日焼け
「激しい日焼けをすると、唇の水分が蒸発しやすくなり乾燥を招きます。唇にシミやホクロが増えてきたら、紫外線の影響を受けているサイン。特に、下唇は上唇に比べて異常が起こりやすいです。マスクをしていても日焼けはするので、紫外線対策は怠らないようにしましょう」
くちびるの色
まず唇の色が白っぽいのは気(エネルギー)と血(血液)が足りない状態です。貧血の方も唇の色が白いです。または脾・胃の機能が弱っていることを示します。逆に真っ赤な唇は体に熱があることを指しています。気(エネルギー)と血(血液)は熱によりめぐりがよくなりますが、熱が強すぎる(こもりすぎる)と、顔色はもちろん唇の色も真っ赤になります
また薄着などで体が冷えると血気の流れが悪くなって唇の色が青紫になります
胃に熱がこもったときにも、いつも赤くて乾燥している唇になります
辛い物や油っこい物の食べすぎ、アルコールの飲みすぎ、あるいはストレスなどで胃に負担がかかって余分な熱を排出することができず、体内に熱がこもってしまうことがその原因になります
中医学からの考えだけではなくても唇のトラブルには理由があります。唇は他の皮膚とは違って脂腺と汗腺がないため、常に乾燥しています。つまり、唇は保湿膜が形成されていないために他の皮膚に比べても簡単にトラブルが起こります。普段、唇を舐めたり手でさわる癖があると唇のトラブルがもっと起こりやすくなります
リップクリームを塗ったり唇の角質をとることなどでケアするのは一時的なことです。唇がいつもしっとりしてピンク色を維持するためには体の中からケアするのが大事です