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- 2021/11/29
- 美容・健康
おすすめの入浴剤
入浴方法
無機塩類型入浴剤
このタイプの最大の効果は、塩類が皮膚の表面の蛋白質と結合して膜を形成し、この膜が身体の熱の放散を防ぐために、入浴後の保温効果が高く湯冷めしにくいということです。
炭酸ガス系入浴剤
このタイプは炭酸ガスの血管拡張作用を有効利用したものです。湯に溶けた炭酸ガスは皮膚吸収により容易に皮下内に入り、直接血管の筋肉へ働きかけ血管を拡げます。血管が拡がると末梢血管の抵抗が弱まるので血圧が下がり、血流量が増えます。その結果全身の新陳代謝が促進され、疲れや痛み等が回復します。同時に温かい湯に入っているならば血液が体表面の熱を全身へと運び、身体の芯まで温まることになります。なお皮下内に入った炭酸ガスは、肺から呼吸によって体外へ出されますので、身体の中に蓄積するようなことはありません。
薬用植物系入浴剤
このタイプの効果は生薬の種類によって異なりますが、生薬に含まれている化学成分の働きと、独特な香りの働きからなりたっています。生薬はそれぞれ長い歴史の中から生まれ、その効果は医療薬として、日本ばかりでなく欧米でも高く評価されています。
また入浴剤に応用した場合にも血行促進効果や湯冷め防止効果等が認められており、そのメカニズムについて最近盛んに研究がなされ、徐々に解明されつつあります。もう1つの効果『香り』については、生薬に限らず最近“アロマテラピー(芳香療法)”が注目され、研究の対象になっています。
香りによるリラックス効果は脳波や心拍数等の測定により証明されつつあり、今後の研究成果が待たれるところです。
酵素系入浴剤
酵素は医薬品の消化剤や洗浄剤等によく利用されますが、人間はもちろん、微生物や植物などの生物の体の中で作られ、蛋白質や脂肪、澱粉等を分解して消化や 洗浄を助ける効果をもっています。
入浴剤に酵素を配合する目的は、皮膚に無理な刺激を与えずに清浄にし、他の成分と一緒に入浴効果を高めることにあります。人の皮膚表面の角質層は、外界の温度や刺激等から体を保護する働きを持っていますが、外界環境のチリや埃が皮膚表面で絡まって毛穴や皮膚の溝の中に入り込み、落ちにくい汚れとなっていることがあります。
酵素はこのような汚れに特異的に作用して、汚れを小さくしたり別の形に変えたりして洗い流し易くします。 その結果、浴後は清潔で滑らかな使用感をもたらします。
清涼系入浴剤
このタイプは、夏の入浴を快適にするためのもので、主にメントールを配合して冷感を付与させたものや、炭酸水素ナトリウム、硫酸アルミニウムカリウムを配合し入浴後の肌をサッパリさせたものがあります。
また、お湯の色は青色を基調にしたものが多く、視覚的にも爽快感を付与しています。
スキンケア系入浴剤
このタイプは、保湿成分が入浴中に皮膚に吸着浸透し、スキンケアを行うものです。
特に冬の乾燥時は、入浴後過度に角層中の水分が失われ、お肌のかさつきが起こりやすくなっており、入浴剤によるスキンケアが重要となります。また入浴で膨潤したお肌は、保湿剤等の薬効剤が浸透し易い状態になっているため、保湿 成分が肌の表面に吸着するだけではなく、角層内部にまで浸透していきます。
その結果、入浴後はお肌がしっとり、すべすべになります。
IDEA①
ゆず湯
ゆずのいい香りがお風呂場全体に広がって、なんだか深呼吸してしまう。寒い季節にリラックスして体を伸ばし、ゆっくり呼吸しながら目を瞑って浸かっていると、本当に心まで癒されてゆくよう。 スマホで調べたところによると、ゆず湯にはこんなにもたくさんの効果があるらしい。
❶冷え、ひび、あかぎれ、風邪に効果的
ゆずは、リモネンやα-ピネンなどを成分として含有し、抗菌、消炎、血行促進作用があり、ちょうど冬至の頃に悩まされるような冷え、ひび、あかぎれ、風邪などに効果がある。
❷皮膚を刺激し身体を保温する
植物に含まれる芳香成分である精油成分を多く含むゆずは、おもに皮膚を刺激するため身体の保温効果に影響がある。
❸乾燥した肌をしっとりさせる
ゆずは蜜柑と同じく爽やかな香りがあるとともに、冬の乾燥した肌をしっとりさせる効果がある。柚子の皮に含まれるリモネンなどの精油成分が湯に溶け出し、皮膚の角質を膜で覆いお肌の水分を逃さないようにする。
※資料参照: おふろ部HPより(https://ofurobu.com/?p=31197)
お風呂に入りながら、ゆず湯の効果を調べていると、とても気になる情報を見つけた。お風呂で疲労回復だけではなく、身体が元気になり免疫力を高める効果がある入浴法があるという。ちょうど入り始めたところだし、さっそくその方法も試してみることにした。
IDEA②
HSP(ヒートショックプロテイン)入浴法
免疫力を高めるHSP(ヒートショックプロテイン)入浴法
この入浴法のポイントは、お風呂で「免疫力」が高まるという驚きの事実。2021年が始まった今、これまでに経験したことのない新型コロナウイルスに対して、誰もが健康に気をつかい、一人ひとりが免疫力を高めてゆく必要がある。そんな状況でコロナストレスを予防する効果が期待できると、医学的にも証明されているのが「HSP(ヒートショックプロテイン)入浴法」。
ちなみに、HSP(ヒートショックプロテイン)とはストレスで傷んだ細胞を修復する働きを持つたんぱく質のことであるらしく、ヒトを含めほとんどの生き物がもっている「ストレス防御たんぱく質」であり、免疫細胞を強化する働きも持つらしい。新型コロナウイルスと戦うためには、家族のためにも今こそ心と体の自己防衛対策として、免疫力を上げるHSPを増やしたい。免疫力UP以外にも様々な効果も期待できるという。ダイエット効果、美肌効果、老化予防・・・ちょっともう、やらないわけにはいかない。
入浴法は何も難しいことはない。ただちょっとだけ準備と、気を付けておくことがある。
① 入浴前・後に必ず水分補給をおこなう
熱めのお湯にある程度の時間入るため、必ずHSP入浴法の前・後には水分補給をおこなうこと。また入浴中に体温を測るため舌下用(舌の下に入れて測る)体温計があれば近くに準備しておく。
② 41℃のお湯で15分入浴する(※詳細は下記表を参照)
入浴の目安は、40℃の湯で20分。41℃で15分か、42℃で10分でもよく、入浴剤を使用すれば40℃で15分と短縮もOK。自分の入浴スタイルに合わせて選べばよい。
本来は肩まで浸かるのが理想らしいが、体力に自信がなかったり不安な人は半身浴でもOK。それでも15分の間にしっとり汗が出てくる。おすすめは手の届くところに舌下用体温計、タイマー、飲料水、そしてタオルも置いておくこと。結構、汗が出て新陳代謝が活発になっているのがよくわかる。
③ 体温が38℃になるのがめやす
およそめやすの時間が経ったら、用意しておいた舌下用体温計で入浴中に熱を測り、平熱+1.5℃くらいになったことを確認したらお風呂から上がる。身体が芯から温まり全身からポカポカして、大量の汗に久しぶりの爽快感さえ感じる。ただ、このまま涼んでしまってはいけないのがこの入浴法のポイント。
④ 入浴後は10分〜15分身体を保温する
この入浴法で一番大切なのが最後の保温時間。体温を37℃以上に保つことで体内のHSPが増えてゆくので、体の水分をしっかりふき取り、体が冷えないようバスタオルやバスローブにくるまり、くつ下を履いて暖かい部屋で最低10分間、体を保温する必要があるとのこと。お風呂上がりの部屋を適温にしておいて、身体を冷やさないようにするのが効果を最大限に高める秘訣らしい。
入浴によって得られる作用
温かいお湯に入ると、誰でもリラックスした気分になれます。これは、入浴することにより、身体に3つの物理作用(温熱・水圧及び浮力)が働くためです。
効果的な入浴方法とは、この身体に作用する3つの物理作用を上手に利用することです。
身体に作用する3つの物理作用について、以下簡単に紹介いたします。
1.温熱作用
- 高温浴(42~44℃)の場合
- 交感神経の緊張を促し、活動的にします。
- 微温浴(35~38℃)の場合
- 副交感神経が働いて精神的にも安らぎ、落ち着いた気分になれます。
2.水圧作用
水中では身体が小さくなります。
浴槽中で
- 胴回りは3〜6cm小さくなる
- 胸回りは1〜3cm小さくなる
腹部に受ける圧力で、横隔膜(肺とお腹の境にある膜)が上に押し上げられ、肺の容量が少なくなり空気の量が減少します。これを補おうとして呼吸数が増え、一方静脈の血液やリンパ液がいっせいに心臓に戻されてくるので、心臓の働きが活発になり全身の血行が良くなります。
3.浮力作用
お湯に入ると身体は、浮力を受けて軽くなります。
(アルキメデスの原理)
水中では空気中に比べて約1/9程度の重さになります。水やお湯の中では、身体を支えるため緊張していた筋肉もほぐれ、また、水の抵抗も加わるので筋肉の増強に向いています。この原理が、いろいろな病気や障害の治療に応用されています。
身体が軽くなるので、だるさを感じなくなり心身共にリラックスできます。
以上3つの物理作用について簡単に紹介しましたが、ひと口にお風呂といっても、温度や時間、湯の量によって身体に及ぼす影響はさまざまです。熱い湯は交感神経を刺激して身も心も緊張します。逆に湯がぬるければ、心身はゆるんできます。お風呂好きといわれる日本人ですが、漫然と入るのではなく、目的にあった効果的な入浴法を心得て入ることが大切です。
目的別の効果的な入浴法をまとめましたので、参考にしてください。
目的別の効果的な入浴法
目的 |
効果的な入浴法 |
主な作用 |
ストレスを解消したい時 |
40℃以下のお湯に、ゆっくりと長くつかるとよい。 |
ぬるい湯は副交感神経優位で、心身を鎮静させる作用がある。 |
安眠したい時 |
一般的には、38~40℃のぬるめの湯にゆっくり入るとよい。 |
身体の緊張が取れて、本来の疲れがどっと表に出てくる。神経は鎮静化。 |
これからひと仕事したい時 |
42~43℃の熱いお湯に短時間。長湯は厳禁。 |
交感神経を刺激して、心身の緊張を高めるため活動的な気分になれる。 |
足のむくみ、足の疲れを取りたい時 |
40℃前後のややぬるめで、たっぷり入れた湯に、深く、長く入る。 |
水圧の原理を生かす。深くつかるほど圧力は高くなる。但し、おなかにも圧力がかかるので、妊娠中は避ける。 |
筋肉の疲れを取りたい時 |
42~43℃の熱めの湯に入る。血圧や心臓に自信のある人は、一度出て水をかけ、再び入るのもよい。強めのシャワーを当てるのも効果がある。 |
血行をよくして、疲労物質を早く取り除く効果がある。 |
肌を美しくしたい時 |
一番風呂は避ける。40℃前後の、ややぬるめの湯のほうがよい。あまり長時間入って肌をふやけさせないこと。 |
熱い湯に入ると保湿成分が皮膚から溶け出してしまい、皮膚を乾燥させる。あまり石鹸でゴシゴシこすらないこと。入浴後は、保湿クリームの補充を十分に。 |