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- 2021/12/04
- 美容・健康
お肉は美容に良い?
お肉は美容に良い?
お肉は美容に役立つの?
私たちの身体の土台となる栄養素の一つに「タンパク質」があります。お肌や髪の毛、爪や筋肉、これらすべてタンパク質が土台となっていますし、骨の中心となる部分もタンパク質が欠かせない成分となっているのです。まさに私たちの身体を支える鍵となる栄養素です。
もし、タンパク質が不足すると筋肉が痩せてしまったり、お肌や髪の毛、爪もパサついたりトラブルが出やすくなったりする原因になります。
美容に良いお肉とはどんなお肉?
「肉」といっても様々な種類や部位がありますが、美容という観点からオススメしたいのは「赤身」のお肉です。
例えば、牛肉や豚肉でもバラ肉やロースには脂肪が多くついていますが、モモ肉やヒレ肉などの脂質が少ないいわゆる「赤身」の部位には脂質が少ない上にタンパク質はしっかりと含まれ、鉄や亜鉛などのミネラルも多く含みます。
鉄は不足すると貧血の原因にもなることで分かるように、お肌の血色に関わる大切な栄養素です。また、血液は酸素と栄養を全身に届ける大切な役割をしていますので、巡りのよい身体作りにも欠かせません。亜鉛は細胞の代謝をスムーズにする働きがあるので、特にダメージを受けたお肌のケアには欠かせない栄養素です。
また、牛肉や羊肉などの赤身にはビタミンB6というタンパク質の代謝には欠かせない栄養素が含まれています。カロリーが気になる方は低脂肪・高タンパクである鶏肉のささ身や胸肉を選ぶことをおすすめします。
お肉を選ぶときに注意したいこととは?
お肉の中でも脂質が多いものは要注意です。脂質といっても種類は色々とありますが、お肉の脂質に多く含まれる飽和脂肪酸は摂り過ぎると肥満や生活習慣病のリスクにもつながります。
お肉の脂身はとろけるような食感で好きな方もいるかと思われますが、くれぐれも食べ過ぎには注意が必要です。
こんな不調、実は食べ方が原因!
・生理の症状が重い …ホルモンの材料になるたんぱくやコレステロールが不足したりすると、ホルモンバランスや自律神経が乱れやすい。鉄不足でも生理の症状が重くなります →たんぱく質、鉄不足の可能性
・ぐっすり眠れない …夜遅く糖質を取ると血糖値が急激に上がり、寝ている間に低血糖になって眠りが浅くなりがち 。食物繊維の摂取量が多い人は熟睡感を得やすいという研究も。 →食物繊維不足、糖質過剰の可能性
・イライラまたはうつうつする …脳内の神経細胞をつくるのはたんぱく質。神経の信号を伝えるセロトニンやドーパミンなどの神経伝達物質も、たんぱく質を分解したアミノ酸からつくられている→たんぱく質不足の可能性
・冷え性 …体内でのエネルギー産生に関わるのがビタミンB群が結合した酵素。酵素をつくるにはたんぱく質も必要です。
→たんぱく質、ビタミンB群不足の可能性
・髪がごっそり抜ける …髪も、肌と同じくコラーゲンでできている。たんぱく質や鉄、ビタミンCが不足すると、抜け毛や髪質の悪化につながる。 →たんぱく質、鉄、ビタミンC不足の可能性
・頭痛もち …女性の頭痛には、片頭痛のほかに肩こりが原因となる頭痛も多い。肩こりは、栄養不足で筋肉が少ないことが原因のひとつ →たんぱく質不足の可能性
・肌が荒れる、乾燥する …肌をつくるコラーゲンの合成には、たんぱく質のほか、鉄とビタミンCも必要。不足すると肌荒れや乾燥、ニキビの原因に。 →たんぱく質、鉄分、ビタミンC不足の可能性
・あざができやすい …たんぱく質や鉄が不足すると血管が弱くなり、軽くぶつけただけでも毛細血管が切れやすくなり、あざができやすくなる →たんぱく質、鉄不足の可能性
・肩がこる …栄養が不足して筋肉が少なくなると、重い頭や背骨を支えるインナーマッスルが弱くなり、頭痛や腰痛にもなりやすい→たんぱく質不足の可能性
・疲れやすい …鉄が不足すると血液を介して全身に酸素や栄養を届けられず、疲れやすくなります。また、筋肉や骨をつくるたんぱく質が不足すると、体力不足で疲れの原因に。 →たんぱく質、鉄不足の可能性
・風邪を引きやすい …免疫細胞をつくる材料もたんぱく質。免疫細胞の多くは腸に集まっているので、腸の働きを良くする食物繊維や善玉菌を取ることも大切。 →たんぱく質、食物繊維不足の可能性
・便秘がち …便通を良くするには、便のかさを増す不溶性食物繊維や、善玉菌のエサとなり腸内環境を整える水溶性食物繊維が必要。腸の材料となるたんぱく質や、便通をスムーズにする脂質も取りたい。 →たんぱく質、食物繊維、脂質不足の可能性