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- 2022/01/03
- 美容・健康
スムージーは身体に良いの?
スムージーは身体に良い?
多くのスムージーに含まれている小松菜には、カルシウムが多く含まれています。
カルシウムは人体に最も多く含まれるミネラルであり、骨や歯を形成する栄養素です。
カルシウムが不足すると、身体は骨を溶かしてカルシウムを血中に取り出します。
すると、免疫細胞をはじめとする細胞内にカルシウムが入り込み、普段より免疫細胞が機能しなくなってしまうのです。
免疫を正常に機能させるためにも、カルシウムを含む野菜ジュースを飲むことがおすすめです。
鉄分
多くのスムージーに使われているほうれん草には、鉄分が多く含まれています。
鉄分は、赤血球を作るのに必要な栄養素です。
体内の鉄分は、ほとんどが赤血球を作っているヘモグロビンの成分になっています。
ヘモグロビンには、酸素と結びついて肺から身体のすみずみまでその酸素を運ぶはたらきがあります。
鉄分が不足してしまうと、肩こりや貧血になる可能性があります。
なので、鉄分が含まれている野菜ジュースを飲んで、酸素を運ぶためのヘモグロビンを作ることが大切です。
β-カロテン
多くのスムージーに使われているにんじんには、β-カロテンがとても多く含まれています。
β-カロテンは体内でビタミンAに変換されて作用し、皮膚や粘膜の免疫を増強し、有害な活性酸素から身体を守る抗酸化作用があります。
また、β-カロテンは生の野菜から摂取するよりも加工食品から摂取した方が体内に吸収されやすいので、野菜ジュースでの摂取をおすすめします。
食物繊維
多くのスムージーに使われているバナナには、食物繊維が豊富に含まれています。
食物繊維は第6の栄養素ともいわれており、主な効果は腸内環境を整え、免疫細胞を活性化させることです。
免疫に関わる細胞の6割以上が腸に存在しているので、腸内環境を整えることは免疫力を上げるために非常に重要です。
食物繊維の腸内環境を整える効果から、食物繊維の摂取は免疫力アップにつながるといわれています。
さらに、食物繊維は便秘の解消だけでなく、血糖値上昇の抑制や血液中のコレステロール濃度の低下などさまざまな効果が期待できます。
また、スムージーを自分で作る際には、バナナがどれくらい熟しているかに注意してください。
バナナに含まれている食物繊維は、熟しすぎてしまうと糖質に変わってしまいます。
そのため、自分でバナナを使ったスムージーを作る際には、青いバナナや未完熟のバナナを使うことがおすすめです。
ビタミンC
多くのスムージーに使われているキウイには、ビタミンCが多く含まれています。
ビタミンCは強い抗酸化作用を持つビタミンで、活性酸素のはたらきを抑える役割があります。
ビタミンCが、皮膚や粘膜を劣化させる活性酸素のはたらきを抑えることで、免疫力を上げる効果が期待できます。
加えて、ビタミンCは免疫力を上げる以外に、ストレス耐性をつけたり、貧血の予防やコラーゲンの生成を促進するはたらきがあります。
キウイが含まれているスムージーを飲んで、ビタミンCを摂取しましょう。
ビタミンE
多くのスムージーに使われているアボカドには、ビタミンEが含まれています。
ビタミンEは油脂に溶け、強い抗酸化作用を持つ脂溶性ビタミンです。
さらにビタミンEは脂質に溶けるので、細胞膜の脂質部分に入り込み、細胞膜を守る効果が期待されています。
この効果によって、外部からのウイルスなどの侵入を防ぎ、免疫力を上げます。
ビタミンEは免疫力を上げる他にも、美肌効果や生殖機能を維持する効果があるといわれています。
ポリフェノール
多くのスムージーに含まれているりんごには、ポリフェノールが豊富に含まれています。
ポリフェノールは、多くの植物に存在する苦味や色素の成分で、その種類は5,000以上あるといわれています。
そんな中でもリンゴには100種類以上のポリフェノールが含まれています。
リンゴに含まれているポリフェノールの中でも特にプロシアニジンが多く含まれています。
プロシアニジンは強い抗酸化作用を持ち、皮膚や粘膜を劣化させる活性酸素のはたらきを抑えるという役割があります。
さらに、皮膚や粘膜を劣化させる活性酸素のはたらきを抑えることで、免疫力アップの効果にも期待できます。
また、プロシアニジンの他にはアントシアニンというポリフェノールが含まれています。
アントシアニンには血圧を正常に保ったり、視力を回復させる効果が期待できます。
その他にもリンゴにはエピカテキンなどさまざまなポリフェノールが含まれています。
・美肌になりたい…「ピンクスムージー」
肌の調子を整えたい人には、ベリー系のフルーツやビーツなど、緑黄色系のカラフルな食材で作るのピンクスムージーがおすすめです。色の濃い食材にはカロテンやビタミン群が豊富に含まれているものが多いので、コーヒーやお茶の代わりに取り入れてみると良いと思います。
・便秘を解消したい…「グリーンスムージー」
便秘が気になっていたり腸の調子を整えたいときには、グリーン系の野菜を使ったスムージーが効果的です。野菜ならルッコラや小松菜、フルーツならいちじくや桃をプラスすれば食物繊維もたっぷり。腸内活性化が期待できるので、飲むタイミングは朝イチがおすすめです。
・ダイエットしたい…「イエロースムージー」
ダイエットや減量をしたい人には、牛乳ではなく、豆乳などの植物性タンパク質や甘酒などの発酵食品を使用して作るスムージーがぴったりです。タイミングとしては夕食に置き換えるのが理想的なので、スプーン1杯程度の亜麻仁オイルなどで脂質をプラスしたり、カボチャなど体を温めてくれる野菜を加えてきちんと栄養を取りましょう!
・花粉症を改善したい…「ホワイトスムージー」
実はスムージーって花粉症の時期にこそおすすめしたいドリンクだったりするんです。というのも、花粉症になる人は体内老廃物を上手に排出できていない場合が多いようで、まだ症状が出ていない場合でも対策として行なっておくと効果を期待できると思います。材料としては、老廃物の排出を促してくれる大根やりんご、生姜、みかんなどがおすすめです。