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- 2022/01/17
- 美容・健康
2022年土用 1月本日からです!
2022年の土用はいつ?
2022年(令和 4年)の土用の日付などをまとめておきましょう。
(なお、2021年の土用については、このページの下の方に表があります。↓ )
|
土用入り |
土用明け |
丑の日 |
日数 |
冬土用 |
1/17 |
2/ 3 |
1/24 |
18 |
春土用 |
4/ 17 |
5/ 4 |
4/18 4/30 |
18 |
夏土用 |
7/20 |
8/ 6 |
7/23 8/ 4 |
18 |
秋土用 |
10/20 |
11/ 6 |
10/27 |
18 |
- ◦ 土用の始まりの日を「土用入り」、終わりの日を「土用明け」といいます。暦によっては、「土用入り」を「土用」としているものも多くみられます。
- 土用の期間中の「丑(うし)」にあたる日が『土用の丑の日』となり、「土用の丑」とも呼ばれています。
- それぞれの土用の期間中に丑の日が2回ある場合、二番目の日を「土用の二の丑、二の丑」といいます。今年でいえば、1/29、11/ 1 が土用の二の丑です。
土用の養生
各季節にあり、立夏の前が春の土用、立秋の前が夏の土用、立冬の前が秋の土用、立春の前が冬の土用です。
期間は各18日づつあります。この時期は脾が働き五臓を養うので、脾の働きが悪いと臓全体が弱ってきます。
東洋医学では、「脾」とは西洋医学の「脾臓」という臓器の機能をさすだけでなく、下記の身体の機能も「脾」が司ると考えられています
・食物を消化吸収しにエネルギーに変える働き
・体内における血液、唾液、尿などの体液のバランスを保つ働き
・血液をつくる働き
脾はエネルギー(後天の気)を作り出し、生殖能力とも深くかかわっている身体の大切な機能です
脾が弱い人の特徴を挙げますと、
物事を考えすぎて心配症になりやすい
・自分が他の人から危害を加えられているという気持ちが強い
・湿気の多い時期が苦手で、季節の変わり目に体調を崩しやすい
・甘いものが好き
・肌は黄色っぽい
特に湿気の多い国土に住む日本人は、脾虚の人の割合が他の民族に比べて多いと言われています。
土用というと夏の土用が有名で、特に丑の日は鰻を食べますが、春、秋、冬も夏の土用と同じように脾に良い食べ物や漢方薬を摂るといいそうです。
なぜ脾にいいものが必要かというと、漢方で考えられている脾は胃腸全体の働きのことを指します。胃とも深く関係していて、そこは食べ物の入り口であり、そこがうまく働いてくれないと、どんなに体によいものを食べてもうまく行き渡りません。それどころか、体に不要な痰やむくみなどに変化してしまいます。
具体的にどのようなことをすればいいのかというと、まず、脾は湿を嫌います。
生もの、冷たいもの、甘いものの摂りすぎ、脂っこいもの等は控えましょう。
甘いものは「脾」を養い、過ぎるとこれを傷めるといわれます。
人参などの甘みのある野菜、豆類、雑穀などは良いのですが、砂糖や甘すぎる果物、ケーキ、チョコレート、アイスクリームなどの食べすぎには注意しましょう
また、「脾虚体質」の人は季節の変わり目に体調をくずしがちです。
特に、湿度の高い梅雨時などは身体がだるく感じます
気候の変化への対応を食事や冷暖房だけで解消しようとせず、
屋外に出て積極的に身体を季節の変化にならしましょう
特に梅雨の時期から夏の初めは、身体の水分が滞りがちです。
入梅前にウォーキングなどで汗を出せる身体作りをしておくと、苦手な時期を乗り越えやすくなります
また、余談ですがこの時期土をいじることは避けたいと言われます。そういう仕事の方は仕方がないですが、自分の家の土台をさわるような工事は避けた方がいいようです。
農家の方もこの時期は休みをとるので、全国の有名なお祭りは大体この時期に行われます。
そしてもう一つ、土用の月の干支(えと)の方角への旅行は避けたほうが良いと言われます。
春の土用(4月17日~5月5日)は辰の方角(東南東)、
夏の土用(7月19日~8月7日)は未の方角(南南西)、
秋の土用(10月20日~11月7日)は戌の方角(西北西)、
冬の土用(1月17日~2月4日)は丑の方角(北北東)です。
この時期に土を触ったり旅行に行くと、体を壊したり運気を下げると言われているので、ご注意ください。
今日からの土用をしっかり意識して大切にして過ごして頂くことで、春以降の体調が良い状態が続きます!是非意識してみてください!
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