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- 2022/01/26
- 美容・健康
冬のお肌事情
1月の肌は乾燥でピンチ!その理由は?
1月は12月から平均気温が1~2度程度下がり、1年で最も乾燥・寒さが厳しい時期です。
外に出れば寒さと乾燥が、室内でも温かくはありますがエアコンの乾燥した空気が、肌をカサカサ・ゴワゴワにさせてしまいます。
顔だけでなく、この時期は身体のあちこちが乾燥のため痒くなってしまう方も多いのではないでしょうか。
また、この時期は寒さで肌の血管は収縮しがちです。
その為、皮脂の分泌が少なくなり、水分を守る皮脂のバリアもしっかりと張れなくなります。
そうなると、肌の水分はどんどん蒸発していき、乾燥してしまうのです。
特に気を付けなければいけないのは、日常で肌のバリア機能が一時的に弱くなる時。
お風呂あがり、洗顔、手を洗ったときなどです。
他の季節ならあまり気にしなくてもいいことが多いですが、この時期はしっかりと保湿をしないとバリア機能がはがれてあっという間にカサカサになってしまいます。
上記の通り、肌への悪影響が考えられる冬の肌環境にあって、若々しく健康的な肌を維持するためには、「乾燥から肌を守ること」と「肌細胞の活性」がポイントです!
1月も降り注ぐ紫外線に要注意
夏よりは紫外線は強くないですが、もちろん冬にも紫外線は降り注いでいます。
夏の3分の1程度になっていますが、それでも長時間外にいれば影響を受けないという訳にはいきません。
また、冬はバリア機能が低下しているという話をしました。
その為、夏よりも紫外線の影響を受けやすくなっています。
紫外線は水分の蒸発を促す性質もあるので、紫外線を浴びることで肌の乾燥がさらに進んでしまいます。
冬だからと言って油断は禁物です。
まずは保湿効果のあるスキンケアをして、肌を乾燥させないことが最も大事です。
また、UV効果のある下地やファンデーションを使いましょう。
ノーメイクの日でもUV効果のある下地だけは塗っておきましょう。
アイテム別!冬のスキンケアのポイント
乾燥や血行不良が起きやすい冬の肌。スキンケアで注意したいポイントとともに、アイテムの選び方から使い方までご紹介します。
クレンジング&洗顔で落としすぎないように注意
クレンジング・洗顔で汚れを落とすことは大切ですが、必要なうるおいまで流れないように注意しましょう。
いずれも十分な量を出し、こすらないことが大切です。
洗顔料は、おだやかに洗い上げるアミノ酸系の洗浄成分を配合しているものがおすすめ。きちんと泡を立て、手と肌の間にクッションを作りましょう。
クレンジングの種類はメイクの濃さにもよりますが、乾燥を防ぐならクリームタイプがイチオシ。ライトメイクの日には、ミルクタイプでも十分でしょう。
しっかりメイクを落としたいから、絶対オイルがいい!という方は、植物由来のオイルがメインのものを選ぶと◎。ただしオイルは摩擦が起きやすいので、素早く落とすことを心がけましょう。
化粧水&乳液の基本ケアを徹底
化粧水と乳液による保湿はスキンケアの基本ですが、冬はとくに徹底したいもの。
化粧水で水分をたっぷりチャージした後は、うるおいが蒸発しないように乳液でフタをしましょう。
秋までに使っていた化粧水・乳液では物足りないと感じたら、高保湿タイプに変更するのもアリ。セラミド・ヒアルロン酸・コラーゲン・アミノ酸系の保湿成分が入っているものがおすすめです。
また、意外と見落としがちなのが使用する量。化粧水は500円玉大、乳液は10円玉大が適量の目安ですが、冬はやや多めに出すことを意識してみてください。
美容液で集中ケア
化粧水・乳液での基本ケアに加え、美容液をプラスするのも手段のひとつ。
美容液は肌悩みに応じて必要な美容成分を集中的に肌へ届けることができるので、冬は保湿に特化したものを選ぶといいでしょう。
さまざまなタイプがありますが、化粧水の前に使う導入美容液(ブースター)もおすすめ。
洗顔後すぐに使うことで肌をやわらげ、後に使うスキンケアのなじみをよくする効果があります。冬に起きがちな、肌のごわつきやキメの乱れで悩む方にもぴったりです。
冬はクリームの使用も検討して
普段は絶対に必要というわけではありませんが、冬に乾燥を感じるならぜひ取り入れたいのがクリーム。
油分がメインなので、乳液よりも肌にしっかり膜を張ることができます。朝起きたときや夕方など、スキンケアをしてしばらく経った後にかさついてしまう方にはマストハブ。べたつきが気になる場合は、塗布後に軽くティッシュオフしてみてください。
ただしオイリー肌の方は、油分が過剰になってニキビなどができてしまう場合も。肌の状態を見ながら調整しましょう。
もっと美肌に。冬の肌に取り入れたい習慣
冬の肌をさらに美しくするために意識したい、プラスアルファの習慣をご紹介します。
マッサージを取り入れる
冒頭でお伝えしたとおり、冬は冷えやすいので血流が低下しがち。皮膚温度が下がるとくすみなどにつながるので、普段のスキンケアにマッサージを取り入れてみましょう。
マッサージクリームを使い、摩擦が起きないようにやさしい力加減で顔をほぐします。どの部位も、下から上に向かって指を滑らせるのがおすすめ。マッサージクリームがない場合は、乳液などでの代用も可能です。
行うタイミングに決まりはないので、いつものスキンケアのついでに行うとよいでしょう。朝行えばメイクのノリがアップし、バスタイムや入浴後に行えばさらにめぐりがよくなります。
空間の加湿、水分補給を意識する
肌をどんなに保湿しても、空気が乾燥しているとうるおいが奪われやすくなってしまいます。加湿器などを活用して、部屋が乾燥しないようにしましょう。
また、体への水分補給もお忘れなく!
冬は夏のように喉が渇く感覚が減るため、意識して水分を摂らない人が増えます。
肌が乾燥するということは、全身にもうるおいがめぐっていない状態。こまめに水を飲み、内側からもケアしましょう。
体を冷やさないようにする
冷えは血行不良につながるので、体を温めるようにしましょう。
温かい飲み物を飲む、入浴の習慣をつける、湯たんぽを使う、腹巻やネックウォーマー・アームウォーマーを使うなど、暖房に頼りすぎない方法を試してみてください。
ボディの保湿ケアも忘れずに
見落としがちですが、顔と同じく体の肌も乾燥しやすい冬。とくにお風呂上がりは、顔のついでに全身をきちんとうるおしましょう。