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- 2022/02/01
- 美容・健康
大寒ですね。。
大寒(二十四節気)とは?
二十四節気において、「冬の最後を締めくくる約半月」が大寒です。毎年、だいたい1月20日~2月3日ごろです。
大寒の前の半月は「小寒(しょうかん)」。1月5日~19日ごろです。大寒と小寒を合わせて、「寒の内(かんのうち)」と呼びます。
寒の内は、1年でもっとも寒い時期。各地で最低気温を記録するのもこのころです。
寒の内は合計約30日間。小寒に入ることを「寒の入り(かんのいり)」、大寒が終わることを「寒の明け(かんのあけ)」と呼びます。
大寒が終わると、春の始まり「立春」を迎えます。まだまだ寒いながら、冬の極みは過ぎ去り、春への準備が進む季節です。
二十四節気においては、立春が1年の始まりなので、大寒の最終日は大みそか的な日でした。今も残る節分の豆まきなどの行事は、新年を迎えるための行事です。
大寒の旬な食べ物
恵方巻き
大寒の最終日「節分」の食べ物として根付いてきた感があるのが恵方巻きですね。
起源については諸説ありますが、大阪の花街では大正時代にはすでに縁起担ぎとして食べられていたと言われています。
恵方からは年神様がやってくると考えられ、かつては初詣も毎年、恵方の方向の神社に出かけていたとか。
水菜(みずな)
寒くなればなるほど美味しさを増す水菜。京菜とも呼ばれ、代表的な京野菜の1つです。
耐寒性が強く、寒さが厳しい折に旬を迎えます。独特の芳香があって、鍋物にはうってつけ。
かつて大阪・船場では、元旦(旧暦だと寒の内前後)には味噌仕立てと根菜の雑煮、2日はすまし汁仕立てで水菜の雑煮…と献立を変えるのが定番だったとか。
赤貝(アカガイ)
大寒ごろに旬を迎えるのが赤貝。日本全国で冬の味覚として食べられていますが、江戸前のにぎり寿司では代表的な冬のネタです。
現在の名産地は、宮城県名取市閖上(ゆりあげ)。ここでは新鮮な赤貝を使った「赤貝丼」が味わえます。