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- 2022/03/15
- 美容・健康
3月の旬のたべもの、3月に気をつけること
3月 春 旬の野菜 一覧
かたくり |
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3月 春 旬の果物 一覧
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3月 春 旬の魚 一覧
赤 |
体調を崩しやすい季節の変わり目では、昼と夜の気温差や月平均の気温の寒暖差が大きくなります。具体的には、9~11月、3~4月、6~7月頃には注意が必要です。
これらの時期によく見られる症状の一つとして、頭痛が挙げられます。キリキリする、頭が重く感じるなど、痛みの種類は人それぞれのようです。
肌荒れも起こりやすく、ニキビやかゆみが生じることがあります。
この他、肩こり、不眠、倦怠感、目の疲労などがみられることがあります。
さらにひどくなると、内耳のリンパが増えて水ぶくれの状態になる「メニエール病」になる方もいます。メニエール病になると、難聴などを伴うめまいが繰り返し起こります。胃痛や胃の不快感、腸の不調によって下痢と便秘を繰り返す「過敏性腸症候群」のほか、口の渇きや味覚障害、嘔吐、過食や拒食などがみられることもあります。
体だけでなく、心にも不調が現れることもあります。情緒不安定になり、気分が落ち込む方もいるようです。
原因は自律神経の乱れかも
季節の変わり目の体調不良の原因として、寒暖差やストレスなどによって自律神経のバランスが崩れることで生じる自律神経の乱れが挙げられます。
自律神経には、昼間や活動時に作用する「交感神経」と夜間やリラックスしているときに働く「副交感神経」の2種類があります。これらがうまくバランスを取って作用することで、体温や発汗の調整、呼吸、循環、代謝などがスムーズに行われています。
しかし、寒暖差が大きくなると、体温や発汗をひんぱんに調整しなければならなくなるため、2つの神経のバランスが崩れてしまいます。
また、季節の移り変わる時期は寒暖差が大きいだけでなく、環境が大きく変わることもあります。異動に伴う引っ越し、進学や進級など、生活に変化が起こりやすい時期です。こうしたことによるストレスや生活リズムの変化も、自律神経の乱れや体調を崩すことの要因になっていると考えられています。
対策のカギは、食事・睡眠・リラックス
季節の変わり目を健康で過ごすには、自律神経のバランスを崩さないように心掛けることが大切です。そのためには、できるだけ決まった時間に寝起きして食事もきちんと取るなど、規則正しい生活を送るようにしましょう。
自律神経のバランスを整える食べ物を積極的に食べるのも効果的です。例えば、秋の味覚を代表するサンマには、ビタミンB6やB12が含まれています。ビタミンB群には、神経の働きを正常に保つ役割があります。ストレスをためこんだ状態が続くと消費されやすく、不足すると自律神経のバランスが崩れやすくなります。カツオやウナギなどにも含まれるので、日頃からしっかり取り入れましょう。
昆布やワカメ、ヒジキなどに含まれるマグネシウムと一緒に摂取するようにすると、ビタミンB群の働きを助けるのでより効果的です。
この他、干ししいたけ、キウイフルーツなどに含まれるマンガンは神経過敏を和らげ、牛乳やニボシなどに含まれるカルシウムは、イライラした気持ちや興奮を抑えて眠りにつきやすくする働きがあります。
また、コーヒーなどのカフェインの摂取をやめ、自律神経に良いお茶を飲むのもいいでしょう。ルイボスティーなどは自律神経のバランスを調整してリラックスできるようです。
睡眠をたっぷりとることも重要です。寝ている間は副交感神経が優位に働き、体や心を休ませてくれます。40℃前後の湯をバスタブにはり、10分以上ゆったりとつかると寝付きが良くなり、ぐっすり眠ることができるようです。
ストレスを多く感じているときは、心身をリラックスさせる副交感神経が優位に働くように対策を取りましょう。暗めの照明の部屋で静かな音楽を聞くことや、ラベンダーなど鎮静作用のあるアロマの香りでのんびりと寛ぐのがおすすめです。