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- 2022/03/17
- 美容・健康
化粧水はどうやってつける?
化粧水はどうやってつける?
化粧水を付けるタイミング!「洗顔後すぐ」「お風呂から出て5分以内」が理想的
化粧水を付ける一番効果的なタイミングは「洗顔後すぐ」です。朝は実践している方も多いと思いますが、夜のお風呂上がりはどうでしょうか? 身体を拭いて、服を着て、髪をタオルで拭いて……と、化粧水が後回しになっている方も少なくないはず。
一見うるおっているように感じるお風呂上がりの肌ですが、洗顔で皮脂が流れ落ち、体温も上がっているため、実は肌の内部はとても乾燥しやすい状態になっています。だから、なるべくすぐに水分を補給してあげる必要があるのです。
汗や水気をやさしくタオルで拭き取ったら、遅くとも「お風呂から出て5分以内」には化粧水をつけるようにしましょう。
化粧水は肌をこすらないよう「両手でやさしく」が基本
同じ化粧水でも、付け方によって効果に差がつくことがあります。十分な量を、正しくていねいに付けることが、うるおった美しい肌への近道です。
年齢を重ねた肌には、「両手でやさしく付ける」方法がおすすめです。更年期を過ぎると女性ホルモンの分泌が激減し、肌を生成するコラーゲンなどの物質も減少してしまいます。若い頃よりも皮膚が薄く、傷つきやすい状態のため、手でパンパンと強く叩いたり、コットンでパッティングをしたりするような、少しの刺激でも肌に傷がつき、それがシミやしわの原因になってしまうことがあるのです。
また、適量をきちんと使うことも欠かせません。高価な化粧水だからといって量が少ないと、化粧品の本来持つ力が発揮されないだけではなく、少ない量を無理矢理伸ばそうとして肌をこする原因にもなります。
「こすらないように手で付ける」「適量を使う」という2つが、傷つきやすい年齢肌にとって最も重要なポイントです。では、詳しい付け方をご説明します。
500円玉1つ分の化粧水を出したら、両手のひらから指先までのばし、手のひら同士を重ねてやさしく温めます。化粧水が体温と同じになることで、肌が受け入れやすくなりぐんぐん浸透します。
早く浸透させようとゴシゴシこすってしまうと、肌が傷つくのでNG。手のひらで包み込むように、やさしくなじませます。まずは頬全体、次にあごやおでこ、鼻の順に。目もと・口もとは特に皮膚が薄くて乾燥しやすい部分ですから、最後に指先でやさしくトントンとなじませましょう。肌に手が吸いつくくらいもっちりしたら、浸透した合図です。
化粧水の後のケアも重要!必ず油分で蓋をして
化粧水の役割は水分を与えることです。そのうるおいを逃さないために、化粧水の後には油分である乳液や美容液でフタをする必要があります。水分と油分のバランスが整うことで、夏の強い紫外線や冬の厳しい乾燥にも負けない、バリア機能の高い肌を育むことができます。
「こすらないように手でつける」「適量を使う」の2つに気をつけることで薄くなった年齢肌を傷つけず、うるおった美しい肌が保てます。
■手で化粧水をつけるメリット・デメリット
手で化粧水をつけるメリットは
●摩擦が少ない
●化粧水の使用量を少なくてすむ
ということ。
手で化粧水をつけると摩擦が少ないため肌を傷めにくい、というのが最大のメリット。
肌が敏感になっているときや肌あれを起こしているときは手でつけるのがいいですね。
また、コットンで化粧水をつけるとコットンに吸収されてしまう分ロスがでますが、手でつけると手にとった分すべてを無駄なく肌へゆきわたらせることができるため、使用量が少なくてすむから経済的、というメリットも。
一方、デメリットとしては
●塗りムラができやすい
ということがあります。
人の顔は立体的であるため、手で顔をすべらせるだけではたくさんつく部分とほとんどつかない部分の差ができやすいといわれています。
そのため、手で化粧水をつける際は、目や口・鼻の周りなどの細かい部分は意識して丁寧になじませることが重要です。
■コットンで化粧水をつけるメリット・デメリット
コットンで化粧水をつけるメリットは
●肌へ均一になじませることができる
●ムラなく塗布することができる
こと。
コットンはいったん吸収した化粧水を徐々に放出するため、均一に肌へ化粧水をなじませることができます。
また、コットンは肌表面を均一にすべらせることができるため、肌の細かな凹凸部分にも化粧水を均一になじませることができ、肌効果が高いと考えられます。
一方、デメリットとしては
●コットンに含ませる化粧水の量が少ないと摩擦が起こり肌への刺激となる
ことです。
とにかく、コットンを使って化粧水をつけるときは「たっぷり使う」ということが重要!
化粧水の量が少ないと、お手入れしているつもりが逆効果になってしまうことも!
コットン選びも重要。
肌あたりがやさしく、毛羽立ちにくいものを選びましょう。
コットンを使って化粧水をつける際、最初から最後までパッティングをしている方もいますが、それは間違い!
化粧水を含ませたコットンは肌をすべらせるようにつけます。
もし、パッティングをするのなら、全体に化粧水をなじませた最後に。
その際もパチパチと肌をたたくのではなく、コットンを使って肌へ空気を送るようなイメージでふんわりとやさしく行ってくださいね。
■結論!手でもコットンでも正しくつければOK!
化粧水をつけるのには、手でもコットンでもどちらでもOK!
ただ、手でつけるのも、コットンでつけるのも、それぞれにメリットとデメリットがあります。
それぞれの特徴をよく知り、自分の肌状態にあった方法を選べるようになりましょう。