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- 2022/03/27
- 美容・健康
目からも紫外線入る?
目からも日焼けする?UVの思わぬ危険性 |
UV対策というと、肌や頭皮などに日焼け止めを塗ることがはじめに思い浮かぶ方が少なくないのではないしょうか?肌のUV対策は、日焼けや皮膚疾患を防ぐためにもちろん重要ですが、じつは、目に対しても同じように対策をしないと、日焼けと同じ症状を引き起こしてしまうのです。
目から入るUVが肌にも悪影響を与える理由 |
なぜ、目からUVが入ると日焼けのような症状が起きるのでしょうか。
脳は目から入った光によって、見ているものの明るさや色、形などを判断します。光の一種であるUVが目に入ると、同じように脳に伝わりますが、UVは光の中でもエネルギーが強いので、脳が「強い日差しが目に入ってきた」と判断してしまいます。そのため脳は、身体がその日差しに負けないように、肌にメラニン色素を出すように命令を出します。このメラニン色素が、ご存知のとおり肌の色を浅黒くさせる原因です。このような仕組みで、肌に直接UVが当たったときと同じように「目からの日焼け」が起きると言われています。
日焼けだけではない、目にUVが入るリスクとは? |
目にUVが入ると日焼け、シミやソバカスの原因になることに加え、思わぬ目のトラブルにつながる可能性も。
UVは目の中で蓄積されるため、ドライアイや充血の慢性化や、白内障を引き起こすリスクもあります。目は、交換できない臓器と言われています。デンタルケアや食生活で歯や内蔵の健康を意識するように、生涯健康でよく見える目を保つために、目のUVケアは非常に大切です。
目を守るためのサングラスの選び方 |
サングラスは通常のメガネと同じように、ファッションアイテムでもありますが、機能性も兼ね備えていなければその役割を果たしているとは言えません。ここからは、UVを防ぐためのサングラス選びのポイントを紹介します。
UVカット率、UV透過率を確認しよう |
肌とは違って日焼け止めを塗ることができない目のUVケアには、サングラスが有効です。ただし、UVカット機能がついているかどうかは必ず確認するようにしましょう。
眼鏡市場のサングラスはすべての商品にUVカット機能がついています。
また、その際に覚えておきたいのが「UVカット率」と「UV透過率」です。UVカット率は、文字通り「どれだけUVをカットするか」を示しています。反対にUV透過率は、「どれだけUVを通すか」を表したものです。
店舗やメーカーによって「UVカット率99%」や「UV透過率1%未満」など、表記の仕方が違うことがあるので、覚えておくと良いでしょう。
※さらに詳しくUVカット機能について知りたい方はこちらのページもご覧ください
パーフェクトUVブロック
レンズの色は濃ければ良いわけではない? |
レンズの色によって目への影響が変わります。濃い色のサングラスをかける(視界が暗くなる)と瞳孔が開いてしまうため、目に光が入りやすくなります。そのため、もしUVカット率が低く、色が濃いレンズの場合は、逆にUVの目への侵入度が上がります。
逆に、UVカット率が高ければ、色が薄いレンズでもしっかりと目を守ることができるので、より自然な見え方の色が薄いレンズを選ぶのもおすすめです。
レンズのカラーでどう違うの?
クリアー
極めて裸眼に近い明るい視界を確保するカラーです。
夜間、室内などでも使用できます。
イエロー系
エネルギーが強い短波長を大きくカットし、明るさを感じる領域を大きく透過させます。
そのため、夜間や夕暮れ時などの使用に効果的です。物を鮮明に見せる効果もあります。
ブルー系
黄色の光を減らし、ヘッドライトなどの防眩効果が高いカラーです。
ピンク系
他のカラーに比べ、防眩効果は少ないですが、血色の良い、明るく美しい肌に見せることができます。
レッド系
短波長、中間派長を大きくカットし、黄色、橙、赤の領域を通すことで、赤系の色が見やすくなるコントラスト効果が得られます。
ブラウン系
人が明るく感じる光の領域を通すため、コントラストを高める効果があります。エネルギーが強い短波長をカットします。
グレー系
光を平均的にカットするため、見え方が自然で、防眩効果が高いカラーです。日差しの強い日に最適なカラーです。